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INTERVIEW

株式会社HalfWay / 関根 貴寛

ITエンジニアが輝ける世界へ

KEIEISYA PRIME

経歴

東京農工大学大学院で実利用データを用いたモバイルアプリ情報共有を研究し、学生奨励賞を受賞。大学卒業後はシスコシステムズに入社し、技術コンサル部門で要件定義〜運用やPMを担い、CCNA/CCNP/CCIE取得。多様な企業のプロジェクトに携わった後、2021年に株式会社HalfWayを設立。IT業界のインフラを支えるクラウドとネットワークの領域を中心に事業を展開している。

Q

御社の事業内容を教えてください。

システム開発の中でもネットワークインフラをメイン事業としており、オンプレミス環境とクラウド環境の双方で、コンサルティングから設計・構築・導入・保守運用までを一気通貫で担っています。

社内に機器を置く基盤でも、AWSやAzure、GCPといったクラウド基盤でも、最適なネットワークを設計し、確かな品質で構築し、日々の運用とセキュリティまで包括的に支えています。

加えて、プロジェクトに必要なスキルを持つエンジニアを提供するSES・人材派遣や、事業成長に向けた営業代行にも取り組んでいます。

Q

御社を設立されたきっかけや理由を教えてください。

私の両親はいずれも自営業で、叔父も自転車店を営んでいました。そうした親族の影響が大きく、会社という枠ではなく自分自身の力がどこまでいけるのかに挑戦したいという思いが出発点でした。

エンジニア業界を選んだのは、高校の進路指導で「これからはITが来る」と勧められたことがきっかけです。元々IT関係は苦手だったのですが、できないのではなく“やっていないだけ”という姿勢で取り組んだので苦手な道でも続けることができました。

大学院を卒業してからはシスコシステムズ合同会社に就職しました。入社当初から「30歳のタイミングでキャリアを見直す」と決めていたので、社会人2年目から独立に向けて人脈づくりを進め、その過程で知り合った経営者の方々から支援もいただきました。
その後29歳で退職してからは準備を進め、株式会社HalfWay設立に至ります。

Q

御社ならではの強みや、事業において力を入れていることは何ですか?

強みは、ベンチャーならではの柔軟さと意思決定の速さにあります。加えて、エンジニアはコミュニケーションが苦手というイメージがあるのでそれを払拭するため、私自身も含めて対話や説明に力を入れ、設計から運用までお客様やパートナーとの齟齬を生まない進め方を徹底しています。

現在は特にクラウド領域の拡大に注力しています。自分のスキルセットを磨きつつ、仲間との勉強会も重ねて、案件獲得に繋げられる取り組みを進めています。また、SNSやメディアでの発信を通じて私たちのビジョンを広げ、採用や協業の接点づくりにも取り組んでいます。

最終的には、エンジニアをもっとかっこいい職業にし、人材育成やブランディングでも貢献していきたいと考えています。

Q

経営者として、ご自身が目指している理想像や、ロールモデルとされている方がいれば教えてください。

ロールモデルはTさんという経営者です。社会人3年目に親友の結婚式で一人で「8.6秒バズーカ」を披露したのですが、そこからのご縁でTさんと出会いました。

Tさんから特に影響を受けたのは「やりがい」と「生きがい」についてです。仕事に充実を感じるだけでなく、お金を払ってでも続けたいと思えるほどの生きがいとして向き合えるか、失敗から学び、前例がない状況ほど燃える、常に次のステージを見据えるという捉え方に強く共感しました。

経営者として私が目指す姿は、この学びを土台に、働くことの楽しさを自分が体現し、目的とビジョンを共有できる仲間を集めて強いチームをつくるリーダーです。エンジニアをもっとかっこいい職業にし、コミュニケーション力も含めて総合的に成長できる環境を整え、関わる人すべてに貢献していくことが私の理想像です。

企業名
株式会社HalfWay
代表者
関根 貴寛
所在地
東京都品川区西五反田2-9-7 ドルミ五反田アンメゾン4階
設立
2021年8月
事業内容
  • ・ITコンサルティング、設計、構築
  • ・人材派遣
  • ・営業代行
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