経歴
1981年静岡県生まれ。2001年より東京にてSEとしてキャリアを開始し、システム開発・運用、ITディレクター、PM / PMOとして約20年にわたり大規模プロジェクトに従事。高いプレッシャー下で成果を求められる現場経験から、自身の不調を契機にマインドフルネスやヨガ哲学、NVCを学ぶ。2017年に独立し、2020年に合同会社セブンクローバーギルドを設立。2022年より研修提供を本格化し、現在は経営層・管理職向けを中心に、IT業界の実体験を活かした法人向けマインドフルネス研修を展開している。
Q
御社の事業内容について教えてください。
私の事業は、経営者様を中心に、会社員を含む「働く人」を対象とした法人向けマインドフルネス研修の提供です。「すべての働く人が心を整え、自分の真価を発揮できる社会をつくる」というビジョンのもと、企業の生産性や仕事の質の向上を支援しています。
研修は大きく3つの要素で構成しています。1つ目は、NVCという心理学を用いた自己共感と共感的コミュニケーション。2つ目は、予防医学であるアーユルヴェーダの考え方を取り入れた、食事や生活習慣からのメンタルケア。3つ目は、マントラ瞑想による思考の反芻を止めるための実践です。
これらをスタンダード・アドバンス・エッセンシャルの3段階のプランで提供し、最短60分の導入研修から、集中型プログラム、さらに3か月をかけてトラウマを自分でケアする方法を学ぶ長期プログラムまで展開しています。心を整えることを起点に、個人と組織の持続的な成長につなげる研修です。
Q
「マインドフルネス」とは何でしょうか?
私が考えるマインドフルネスは、心を落ち着けることでなく、仕事や生活を豊かにするための実践トレーニングです。例えば、瞑想の考え方も他とは大きく違い、無になるための修行ではありません。体の感覚を通して思考と距離を取るための訓練です。目を閉じ、首から下の身体感覚に意識を向け、自身の体の様子、例えばお腹の動きや肩の張りに気づくだけで十分です。考えが浮かんでも止めようとせず、考えている自分に気づいて再び身体に意識を戻します。これを繰り返すことで、頭の中で反芻していたネガティブ思考は自然と静まり、脳がリセットされていきます。
正座や特別な姿勢は必要なく、椅子に座っていても、電車でつり革を持ちながらでも実践できます。私はヨガ哲学を土台に、心理学や医学の知見を統合し、宗教色を排した再現性の高い形で伝えています。歯磨きや入浴と同じように、1日15分、自分の感覚に戻る時間を習慣にしてほしいです。心を整えることが、結果として仕事や人生の質を高めていくので、日々の土台になります。
Q
御社ならではの差別化ポイントや強みを教えてください。
当社の差別化ポイントは、企業向け研修でありながら、過去のトラウマやメンタルブロックを自分自身でケアできる具体的な方法まで踏み込んで伝えている点にあります。気づきを得て終わるのではなく、受講者が日常に持ち帰り、自らを整え続けられる状態をゴールに設計しています。
私自身がIT業界でのコンサルティングやPMOを経験しているため、医学・心理学・ヨガ哲学を土台とした内容を、論理的かつ再現性のある手順に整理しました。段階的に理解を深められるカリキュラムとして提供しています。
具体的なワークを通じて体感覚で学べる構成とし、継続的に実践できる点も特徴です。講師への依存を生まない実践型の研修として、企業の現場で活かしやすい形に落とし込んでいます。管理職から一般社員まで、立場を問わず活用できる汎用性も備えており、組織全体への展開もしやすい設計です。
Q
現時点での目標や将来のビジョンについて教えてください。

現時点での目標は、本当に届けたい人にまだ十分届いていないという実感を、少しずつ埋めていくことです。私が所属しているコミュニティでの接点を大切に育て、顧客満足度95%前後を維持しながら、マインドフルネスを「難しいもの」ではなく、「話を聞けば自然と腑に落ちるもの」として感じてもらえる入口を増やしていきたいと考えています。
将来的には「マインドフルネスといえばガネーシャ尾上」、「そこなら間違いない」と言われる存在になることが目標です。歯を磨く、お風呂に入るといった日常の習慣と同じように、食や瞑想を無理なく生活に取り入れられる世界を広げていきたいです。そのために、ラジオでの発信や仲間とのつながりを通じて場を少しずつ育て、働く人の暮らしに根づく文化として定着させていきます。
(取材者:山田のコメント)インタビューを通じて、マインドフルネスを難しい理論ではなく、食べ物や日々の習慣など日常生活に落とし込んだ具体的な話として伝えてくださり、とても分かりやすいと感じました。お話ししながら自然とこちらも引き込まれ、互いに盛り上がる場面も多く、気づけばインタビュー時間があっという間に過ぎていました。実体験に基づく言葉だからこそ、深く納得できる内容でした。

- 企業名
- 合同会社セブンクローバーギルド
- 代表者
- 尾上 貴亮(ガネーシャ尾上)
- 所在地
- 東京都板橋区本町38-1-1301号
- 設立
- 2020年9月
- 事業内容
-
- ・経営者向けマインドフルネスセミナーの講師
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