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INTERVIEW

KENTOSHI株式会社 / 山本 達郎

中国向けマーケで日本の活性化を

KEIEISYA PRIME

経歴

慶應義塾大学卒業。大学在学中からベンチャー事業に取り組む。卒業後、中国と米国へ留学し中国語習得とMBA基礎コースを修了。2006年に北京で会社を設立し、中国向けネットマーケティング事業を展開。約9年間、経営を行った後、2015年にM&Aで会社を売却。その後は中国ビジネスやインバウンド分野の専門家として活動し、現在はKENTOSHI株式会社の代表として中国SNS・AI・ビッグデータを活用したインバウンド・越境EC支援を行っている。

Q

御社の事業内容を教えてください。

歴史上の遣唐使のように、日本と中国および中華圏をつなぐ存在を目指し、中国向けマーケティング支援を中心に事業を展開しています。日本企業が中国に向けて商品を販売したい、中国人観光客を呼び込みたいと考えても、法規制や市場環境の違いにより、GAFA系のSNSや日本と同じマーケティング手法も使えません。そこで中国側の政府部門とも協議し、現地のビッグデータを活用できる環境を整えました。

Weiboや中国版TikTokなど主要SNSとAPI連携することで、中国のネットユーザー約11億人のビッグデータを分析できる仕組みを構築しています。またAIも活用しながら、SNS対策、インバウンド、越境EC支援サービスを提供しています。中国の三大SNSであるWeibo、WeChat、REDについては相場の1/10程度の低コストでの運営を実現し、日本企業が手軽に中国向けの集客や販売ができる仕組みを整えています。

Q

中国SNSを活用すると集客はどう変わりますか?

中国では完全にSNS文化が定着しており、店舗やサービスを探す際もSNSから情報を得るのが一般的です。日本企業が国内と同じ方法で情報発信しても、中国では使えるSNSや、求められている情報のニーズ、商習慣の違いにより十分に届かず、閲覧数が伸びないケースがほとんどです。そこで弊社のサービスでは、中国のビッグデータとAIを活用しながら、現地のニーズに合わせてWeibo、WeChat、REDなどの主要SNSを運用します。

中国のユーザーが知りたい情報を、その目線に合わせて発信することを大切にしています。例えば、日本でしか売っていない限定版のスニーカーや、山形牛の特徴・食べ方などを伝えることで、記事が拡散され、来店・購入に直結しています。その結果、客単価が3万円以上する黒毛和牛の焼肉レストランでも毎日のように予約が入ってきており、SNS活用により中国顧客の集客の仕組化に繋がりました。

Q

御社ならではの差別化ポイントや他社にはない強みはなんですか?

中国向けマーケティングで20年以上の知見および、越境ECでも年間1,300億円の販売実績を上げて来たノウハウを有している点です。また、中国ビジネスに必要不可欠な現地IT企業との連携や政府関連ネットワークを有している点もあります。

さらに、Weibo、WeChat、REDなど中国の主要SNSと連携し、ビッグデータとAIを活用した分析および投稿を行うことで、閲覧数についても通常数百回などと低くなってしまいがちなところを、毎月5,000回以上と保証していおり、喜んでいただいています。弊社は、日本からでも簡単に、中国現地のデータを活用してのマーケティング活動ができる環境を提供しています。

Q

現時点での目標や将来のビジョンについて教えてください。

中国向けのインバウンドや越境ECでは成功事例が生み出せるようになりましたので、韓国、台湾、香港への横展開も進めています。現地の方々に加え、世界に約5,000万人いる華僑層、特に東南アジアや欧米で富裕層となっているゾーンにも広げています。華僑圏でも、やはり中国SNSを活用して、情報収集や購買を行うため、そのネットワークを通じて日本の企業や商品、サービスを届ける仕組みを拡大していきます。

また、日本国内では中国で生まれている、新しいAIやビックデータに関するビジネスモデルを、日本に合う形で取り入れるプロジェクトも進めています。少子化により日本市場の成長が限られる中、14億人規模の中国市場とつながる環境を整え、日本人や日本企業が海外ビジネスに挑戦しやすい環境を広げていきたいと考えています。

(取材者:大神田のコメント)中国SNSやビッグデータを活用し、日本企業の海外展開を支援する取り組みに強い可能性を感じました!海外展開に対するハードルを下げ、多くの企業に新たな選択肢を提示している点にすごく魅力を感じる事業内容でした!

企業名
KENTOSHI株式会社
代表者
山本 達郎
設立
2023年2月
事業内容
  • ・中国向けAI&ビッグデータ活用によるインバウンド・越境EC等のマーケティング事業
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