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INTERVIEW

株式会社CLOVER / 大原 拓弥

店舗と一次産業をつなぎ広げる

KEIEISYA PRIME

経歴

2007年4月、店舗内装会社に入社し、現場監督として店舗内装の施工管理業務に従事。2012年に大型案件を担当し、店舗づくりの経験を積む。2016年に独立を決意し、個人事業主として人材事業を開始。2018年から店舗支援事業を開始し、内装設計や施工管理に加え、運営支援やSNSを活用した集客支援まで領域を拡張。2021年12月、合同会社CLOVER設立。現在は人材育成、店舗支援、イベント企画などを軸に事業を展開する経営者である。

Q

御社の事業内容を教えてください。

不動産仲介の営業代行や人材領域のキャリア支援、SESなど複数の事業を展開しています。主軸としているのは店舗内装事業で、飲食店を中心とした店舗の設計や施工管理を行うだけでなく、コンセプト設計、ブランディング、集客施策、マーケティングまで含めた店舗コンサルティングも手がけています。店舗を作って終わりではなく、開業後の売上や運営まで見据え、繁盛店づくりまで伴走する点を重視しています。

さらに、飲食店の仕入れ先である酒蔵や農家など一次産業の生産者と連携し、社会課題をテーマにしたイベントの企画や発信にも取り組んでいます。店舗と生産者、消費者をつなぐ取り組みを通じて、店舗価値の向上と地域産業の活性化を目指しています。また、店舗という空間が人を集め、街を元気にする存在と考え、繁盛店を増やすことで街や地域を盛り上げる活動にも力を入れています。

Q

御社設立のきっかけを教えてください。

両親が大阪で自営業を営んでいましたが、事業がうまくいかず、家計が厳しい状況を幼い頃から見てきました。祖父母を含め身内に重い病気を抱える者も多く、父が金銭面で苦労する姿を間近で見てきた経験があります。大学へ進学する余裕がなかったため高校卒業後すぐ建設業の会社に入り、店舗内装の仕事に10年間携わりました。

家族を支えるためにも、会社員としての働き方だけでは難しいと感じる一方、仕事を通じて多くの店舗オーナーや経営者と接する中で、自分のやりたいことに挑戦し、楽しそうに働く姿に触れ、独立という選択を強く意識するようになりました。しかし同時に、店舗内装の仕事を通じて、店舗という空間には人の挑戦を形にし、街に活気を生み出す力があると実感していました。そこで、培った10年間の経験を生かし、店づくりを通じて挑戦する人を支えたいと考え、会社を設立しました。

Q

御社ならではの差別化ポイントや他社にはない強みはなんですか?

コンセプト設計やブランディングストーリーの整理から関わり、設計や施工だけで終わらず、売上につながる支援まで行っている点に特徴があります。一般的な内装業は、空間を完成させるところまでが中心ですが、弊社では店舗が繁盛店として成長していくことを前提に事業を進めています。店舗経営の視点から、集客やブランディング、マーケティングの支援にも関わり、売上という結果から逆算した店舗づくりを行っています。

さらに酒蔵や農家など店舗の背景にある一次産業とも連携し、イベントの企画や発信を通じて店舗と地域の価値を高める取り組みも進めています。設計や施工だけでなく、売上向上と地域との連携まで含めて支援できる点が他社にはない特徴です。加えて店舗同士の連携を促し、地域全体の活性化につながる取り組みも進めています。

Q

繁盛している飲食店に共通する条件は何でしょうか?

飲食店が長く支持されるためには、開業前の段階から売上を見据えた設計が不可欠です。内装やデザインだけを整えても継続的な集客にはつながらないため、どのようなお客様に来店してもらうのか、どのような価値を提供する店舗なのかというコンセプトや、ブランディングを明確にした上で、店舗づくりを進める必要があります。開業後も、SNS発信やイベントなどを通じて来店動機を増やし、継続的に集客を行う店舗は売上が安定しやすくなります。

さらに、酒蔵や農家など一次産業と連携し、仕入れ先の背景や魅力まで伝える取り組みを行う店舗は共感を得やすく、支持が広がります。加えて、店舗同士が地域の中で連携し、人が集まる仕組みをつくることも繁盛店を生み出す重要な要素です。こうした取り組みを、開業前から開業後まで一体で継続していく姿勢が、結果として繁盛店を生み出します。

Q

現時点での目標や将来のビジョンについて教えてください。

店舗を作りたいという方の思いに伴走し、繁盛店を増やしていくことを目標としています。コロナ禍で多くの飲食店が閉店していく姿を見た経験から、店舗は人を元気にし、街を活性化させる存在だと強く感じました。人は食事や交流の場として店舗を利用し、繁盛する店が増えれば人が集まり、街全体の活気につながります。そのため設計や施工だけで終わらせず、集客、ブランディング、運営支援まで行い、売上につながる店舗づくりを進めています。

また、店舗と一次産業の生産者をつなぎ、地域の魅力を発信する取り組みも広げています。今後は、沖縄をはじめとする地域の魅力を伝えながら、志を持つ若い世代とも連携し、店舗づくりを通じて街を盛り上げていくことを目指しています。店舗同士のネットワークを広げ、人と地域がつながる環境づくりにも取り組んでいきます。

(取材者:大神田のコメント)店舗づくりを単なる空間設計にとどめずに、繁盛店づくりや地域とのつながりまで見据えている点がとても印象的でした!一次産業との連携やコミュニティ形成を通じて、街全体の価値を高めていく視点に独自性を感じるインタビューでした!

企業名
株式会社CLOVER
代表者
大原 拓弥
所在地
東京都新宿区高田馬場3-21-4 しらかばマンション201
設立
2021年12月
事業内容
  • ・店舗コンサル、立上げ支援
  • ・小売店経営
  • ・イベント企画、運営
  • ・SES、キャリア支援
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