経歴
IT業界から不動産業界へ転身し、不動産時代の営業職での経験を経て、マンション管理会社の営業部門の再建や公共事業部の立ち上げを成功に導いた。2021年に独立し、不動産・福祉・プロアスリートセカンドキャリア支援・公共事業を軸に事業を展開。現場で培った実行力と人脈と信頼を強みに、地域と社会の課題解決と社会貢献に尽力している。広い視野と確かな実績で、次世代へ持続可能な価値を創出し続けている。多様な分野を横断し、人と地域をつなぎ、不動産で社会貢献ができる新しいビジネスモデルを追求している。
Q
御社の事業内容を教えてください。
当社では不動産事業と福祉事業、プロアスリートセカンドキャリア支援事業をメインで展開しています。不動産事業では、一般的な売買仲介にとどまらず、土地活用や投資を含めた提案型の支援を行っています。地域の地主様やオーナー様に対し、資産の有効活用や相続対策などを一貫してサポートし、単なる「不動産取引」ではなく「経営支援」として寄り添うことを重視しています。
福祉事業では、老人ホームや障がい者グループホーム等の福祉施設の建設・運営を支援し 「社会貢献」をしています。行政の福祉課と連携し、地域で不足している福祉施設をヒアリングした上で、地主や投資家や事業者をマッチングし、設計・運営・管理・社会貢献までを支援します。
プロアスリートセカンドキャリア支援事業では、プロスポーツ選手が引退後も安心して次の人生を築けるよう、現役で活躍されている間に不動産と福祉を軸にした当社独自のビジネススキームでセカンドキャリア支援を行っています。
Q
御社設立のきっかけを教えてください。
私はサラリーマン時代、不動産と福祉、官公庁の入札事業部を立ち上げて参りました。信頼しているオーナーから「50歳になったら独立すると言ってなかった?」と背中を押されたことで、思い切って独立を決断しました。そして前職の引き継ぎを行いながら、並行して独立の準備を行いました。
子どもはちょうど私立大学と短大で一番お金がかかる時期でしたが、妻と相談し生活は守りぬくと腹をくくりました。社名は十年来信頼してきたオーナーのマンション「シェグラン堀川」から拝借しました。「シェグラン」とはフランス語で「高貴な」などの意味です。初めて聞いた方が不動産の会社だと分かるよう「リアルエステート」を付けて設立しました。
Q
起業をするにあたって直面した壁や苦労はありますか?

独立を決意した時は勢いもありましたが、経営の苦労は想像以上に厳しいものでした。綿密な計画を立てて独立したわけではなかったので、経営に関する知識が不足しており、全く通用しない現実に気づかされました。
また、独立と同時に離れていく人も多く、人脈は環境に依存していたことを痛感しました。経営者は孤独との戦いであり、自分の判断で責任を取る覚悟が必要です。
この経験を通じて、周囲の甘い言葉に流されず芯を強く持つことの大切さを学びました。「ピンチをチャンスにしろ。チャンスをピンチに変えるな。」は自身の経験や長年の野球指導を通じて心に刻んだ言葉です。
Q
事業や経営の目標と、それを支える大切なことを教えてください。
私は経営において「人とのご縁」と「情報網」と「信用・信頼」を特に大切にしています。どんなに良い商品や仕組みを作っても、支えてくれるのは「人の力」です。だから相手の立場に立って考え、感謝の気持ちを忘れず、ギブ&テイクを心がけています。
私たちの強みは、不動産で社会貢献ができることと人脈の広さと情報網の豊富さにあります。現場で得たリアルな情報や業界の動向を的確に把握し、スピード感のある提案ができる点が他社との大きな違いです。こちらから積極的に営業を仕掛けるのではなく、「ご縁があればぜひご一緒に」というスタンスで、お客様との出会いを一つひとつ大切にしています。
目標は上場です。上場したらどんな世界が広がっているのかを見てみたいです。そのために組織化を進め、「信用・信頼」を高め、会社を大きくしていきたいです。不動産と福祉の独自スキームで新しい不動産ビジネスを確立して、関わる全ての人とのご縁やチームワークを大切にします。
不動産・福祉・プロアスリートセカンドキャリア支援・公共事業の四本の矢で事業を広げ、お客様から「ありがとう」と言われ続ける会社にしていきたいです。

- 企業名
- 株式会社シェグラン・リアルエステート
- 代表者
- 飯塚 雅文
- 所在地
- 東京都世田谷区上祖師谷2丁目5番14号
- 設立
- 2021年4月
- 事業内容
-
- ・不動産事業
- ・福祉事業
- ・プロアスリートセカンドキャリア支援事業
-
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