経歴
愛媛県出身。東京の大学でビジネス書や創業ストーリーに触れ、ゼロイチで価値を生む道を志す。アメリカ留学後、総合精密機器メーカーで調達、生産管理、経理、グローバルマーケティングを経験。プレイドでセールス、CS、PdMを担い、2020年にバニッシュ・スタンダードへ参画し、執行役員として事業全体を統括。2025年4月に株式会社AREYOを設立。リファラルマーケティングSaaS「Jolt」を展開し、紹介を起点に企業のリード獲得を支援している。
Q
御社の事業内容を教えてください。

私たちは、リファラルマーケティングSaaS「Jolt」を提供しています。リファラルマーケティングとは、既存顧客やビジネスパートナーから見込み顧客を紹介してもらい、新規顧客の獲得につなげる手法です。紹介制度自体はBtoBの現場でもよくありますが、誰が誰を紹介したのか、契約や報酬の支払いをどう管理するのか、継続的に紹介してもらうにはどうすればよいのかといった課題が多くあります。
Joltでは、紹介契約の締結から紹介管理、報酬設計、支払いまでを自動化できます。さらに、紹介リンクを活用することで、紹介者のネットワークをSNSやnoteなどに広げ、自社のブランディングやリード獲得にもつなげられる点が特徴です。現在はSaaS企業を中心に、人材会社や経営者コミュニティなど、業種を問わず活用いただいています。
Q
お客様から言われて印象に残っている言葉や反応はありますか?
印象に残っているのは、「紹介は大事だと思っていたけれど、仕組み化できていなかった」という反応です。多くの企業で、既存顧客や取引先、パートナーから紹介が生まれること自体はあると思います。ただ、それが善意ベースで終わっていたり、誰が誰を紹介したのかをきちんと管理できていなかったりするケースが多いんです。Joltの話をすると、「まさにそこが煩雑だった」「報酬の管理や支払いまで自動化できるのは助かる」と言っていただくことがあります。
私自身、過去にリードの枯渇という課題を強く感じてきたので、そうした声を聞くと、このサービスが向き合っている課題はやはり現場にあるのだと実感します。紹介は、もともと企業の周りにある資産です。そこに光を当てて、継続的にリード獲得につながるチャネルへ育てられる点に、可能性を感じていただけるのはうれしいです。
Q
Joltを導入すると、企業は具体的にどのような業務を効率化できますか?
Joltを導入すると、まず効率化できるのは、紹介にまつわる管理業務です。紹介制度自体はBtoBの現場でもよくありますが、実際に運用しようとすると、誰が誰を紹介したのかを追いかけるだけでもかなり大変です。さらに、紹介者との契約書の締結、成果が出た時の報酬設計、支払い作業まで発生します。これらを手作業で管理していると、どうしても抜け漏れや確認の手間が増えてしまいます。
Joltでは、紹介契約の締結から紹介リンクの発行、紹介状況の管理、成果に応じた報酬計算、支払いまでを一気通貫で自動化できます。紹介者ごとの動きも可視化できるので、一度紹介して終わりではなく、継続的に紹介が生まれる仕組みを作りやすくなります。単なる管理ツールではなく、紹介を営業活動の一つのチャネルとして育てていける点が大きいと思っています。
Q
現時点での目標や将来のビジョンについて教えてください。
現時点での目標は、まずJoltを使っていただけるお客様を増やしていくことです。私たちが向き合っているのは、リード獲得や集客に悩む事業者の課題です。今はBtoB向けに展開していますが、今後はBtoC領域にも広げていきたいと考えています。紹介という仕組みは、既存顧客や取引先、社員、OB、投資家、ビジネスパートナーなど、企業の周りにいる応援者を味方につけられる手段です。ただ、現状では善意の紹介にとどまっていることも多く、その可能性を十分に活かしきれていない企業は多いと思っています。
だからこそ、紹介をもっと仕組み化し、リード獲得や集客の新しい選択肢として広げていきたいです。将来的には、Joltだけにこだわるつもりはありません。事業者が抱える課題を見つけ、私たちが解決できるものであれば、新しいソリューションも提供していく。国内にとどまらず、グローバルにも視野を広げていきたいです。
(取材者:千葉のコメント)田中様のお話で印象的だったのは、紹介を「善意」で終わらせず、企業の成長につながる仕組みとして捉えていたことです。Joltは紹介管理を効率化するだけでなく、企業の周りにいる顧客やパートナー、応援者の力を営業資産へと変えていくサービスだと感じました。

- 企業名
- 株式会社AREYO
- 代表者
- 田中 悠
- 所在地
- 東京都品川区西五反田2-19-12
- 設立
- 2025年4月
- 事業内容
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- ・リファラルマーケティングSaaS「Jolt(ジョルト)」の開発・提供
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