経歴
18歳でオーストラリアに渡り、その後1年2ヶ月の世界一周を経てドイツに5年間滞在した、20代のほとんどを海外で過ごした旅人出身の若き起業家だ。ドイツではブランド品の買付販売や仮想通貨投資で個人事業を営み、帰国後は東京を拠点に3DCGとプロジェクションマッピングを学び直す。2024年に株式会社MIRASISONEを設立。メタバース構想を軸に、屋内特化のプロジェクションマッピング事業で先進的な空間表現を追求する経営者である。
Q
御社の事業内容を教えてください。
私たちは3DCGのコンテンツ制作会社として、主に屋内特化のプロジェクションマッピングを提供しています。飲食店や結婚式場、ホテルなどの店舗空間に導入し、独自のシミュレーションツールを使って実現性の高い演出を可能にしています。AR、VR、アバター制作にも対応し、デジタルを使った空間制作でクライアントの価値を高めています。
内装費を抑えつつ、ボタン一つで季節やイベントに合わせて空間を変えられる柔軟さも強みです。レストランでは小人のシェフが料理を作る演出が人気で、現在はドバイやフィリピンなど海外展開も進めており、日本発の世界に通用する空間表現に挑戦しています。
Q
お客様にはどのようなニーズや傾向が見られますか。
私たちのサービスは、まず「面白いことをしたい」「差別化したい」と本気で考えている店舗や施設の方におすすめです。現状の内装では満足できない、もっと映える空間にしたい、集客を強化したいという方には特に価値を感じてもらえると思います。
また、新店舗をオープンするタイミングで内装費を抑えつつ柔軟に空間を変えたい方や、イベントや季節に合わせて雰囲気を切り替えたい方にも相性がいいです。
さらに、地方創生や商業施設など「街を盛り上げたい」という自治体や企業にも導入が進んでいます。海外でも和風の表現が高く評価されているので、日本らしさを届けたい飲食店やホテルにもおすすめできます。
Q
どのような仲間と働きたいですか?

一緒に働きたいのは、まず自分の野望をしっかり持っている方です。技術があるかどうかよりも、何のためにCGに携わりたいのか、将来どうなりたいのかという思いを大事にしています。
また、否定から入らず、どんなアイデアでもまず肯定してやってみようと動ける方と働きたいです。失敗を恐れずスピード感を持って挑戦できるタイプが合うと思っていますし、ONE PIECEでいう"ロロノア・ゾロ"のように筋が通っていて、自分の目標に向かって本気で行動できる人が理想です。会社はそれぞれのゴールに向かうための船のような存在なので、その船を武器として使いながら全力で走れる仲間に来てほしいです。
Q
現在の目標や将来のビジョンを教えてください。
現在の目標は、まず今伸びているCGを使ったマッピング事業をしっかり伸ばし、会社を存続させながら次のフェーズに進むための力をつけることです。ただ、正直マッピングだけが5年後10年後も続くとは思っておらず、私が本当に実現したいのは仮想空間の世界をつくることです。
海外で外見による差別を受けた経験から、外見で判断されない世界をつくりたいという思いが強く、アバターの中で本来の自分を出せる未来を形にしたいと考えています。
また、日本のアニメやゲームなどのソフトコンテンツは世界で戦えると思っているので、日本の繊細さや魅力をCGで表現し、海外でも「日本すごいじゃん」と思われるような存在になりたいです。そこから感動を生み、最終的には感謝に変わる事業をつくることが私のビジョンです。
(取材者:西澤のコメント)自身の経験から感じたことをお話されている姿から、感受性や感性の高さ、また遊び心もある、とても魅力的な経営者さんでした!

- 企業名
- 株式会社MIRASISONE
- 代表者
- 伊藤 宗也
- 所在地
- 東京都渋谷区神南1丁目23−14 リージャス渋谷公園通りビル
- 設立
- 2024年3月
- 事業内容
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- ・プロジェクションマッピング制作
- ・3DCGコンテンツ制作
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