経歴
幼少期よりピアノや新体操に親しみ、表現力を培う。保育士を志し園勤務を経験。集団保育の現場で子どもと向き合う一方、起業への思いを抱き続ける。20代で副業としてベビーシッターを開始し、個別保育の価値と需要を実感。その後フリーランスを経て2024年に株式会社unreveを設立。現在はベビーシッター事業を主軸に、保育士の働き方支援や派遣型サービスの展開に取り組み、子どもと保護者の双方に寄り添う保育の実現を目指す。
Q
御社の事業内容について教えてください。
主軸はベビーシッター事業です。保育士として培ってきた現場経験を活かし、個人契約を中心に、生後0ヶ月からのお子さまを対象とした保育サポートを提供しています。また派遣型の仕組みを採用し、保護者・お子さま・シッターそれぞれが心地よく過ごせるよう、生活背景や考え方、相性やニーズを丁寧にくみ取ったマッチングを行っています。
さらに、保育士やベビーシッター向けの支援にも取り組んでおり、働き方の選択肢を広げるためのイベント開催やコンサルティング、ベビーシッター資格講座での講師活動を通じて、知識や経験を現場以外の形でも活かせる機会を提供しています。保育に関わる人が自分らしい働き方を選び、やりがいを持って長く活躍できる環境を整えることで、子育てに関わるすべての人が前向きに過ごせる社会を目指しています。
Q
保育士とベビーシッターの違いを教えてください。
保育士として園で働いてきた経験を通じて、保育士とベビーシッターの違いを実感してきました。保育士は園に所属し、集団保育の中で子どもたちを見守りながら、行事や書類業務、人間関係なども含めた組織の一員として働くことが多い仕事です。一方でベビーシッターは、家庭ごとに異なる環境の中で子どもと向き合い、1対1で関わる時間が中心になります。時間や流れに追われることが少なく、お子さまの気持ちやペースを大切にしながら関われる点は大きな違いだと感じています。
また、保護者との距離が近く、日々の小さな変化や悩みを共有しながら関われることも特徴で、子育てのパートナーとして信頼関係を築いていける仕事です。自分が大切にしてきた保育観をそのまま形にできる点も、ベビーシッターという働き方ならではの魅力だと思っています。
Q
ベビーシッターに必要なスキルとか考え方はありますか。

私自身、ベビーシッターをしていく中で、必要なスキルや考え方は保育の技術だけではないと強く感じています。園勤務とは違い、一人でご家庭に入る仕事だからこそ、保護者の方とのコミュニケーションがとても大切になります。一つ一つの言葉を丁寧に拾いながら、何を求めているのか、どんな不安や背景があるのかをくみ取る力や、しっかりと話を聞く傾聴の姿勢が欠かせません。
また、継続的に長く関わっていくためには、日々の積み重ねによる信頼関係が重要だと感じています。家庭ごとに状況が異なる中で、緊急時にも落ち着いて判断できるよう、安全管理や対応に関する知識を身につけておくことも必要です。自ら考え責任を持って行動する意識を持つことが、やりがいや成長につながり、ベビーシッターとして前向きに長く続けていくために大切な考え方だと思っています。
Q
現時点での目標や将来のビジョンについて教えてください。
私の目標は、ベビーシッターを使うことが特別なものではなく、当たり前の選択肢として自然に選ばれる世の中をつくることです。マッチング型が主流の中で、私は派遣型として人と人とのつながりを大切にしながら、信頼関係を軸にサービスを広げていきたいと考えています。現在は東京のホテルと提携していますが、今後は他の県や企業とも連携し、福利厚生としてベビーシッターを導入する取り組みも進めています。
同時に、保育士さんの働き方そのものも変えていきたいです。保育士=園勤務という固定観念を変え、資格やこれまでの経験を活かしながら、自分らしく長く働ける選択肢があることを伝えていきたいと思っています。1対1で子どもと向き合い、保護者に寄り添える働き方を、社会の中でより身近なものにしていくことが、今の私のビジョンです。
(取材者:西澤のコメント)ベビーシッターの活用は、お子さまだけでなく、子育てに向き合うママやパパの大きな支えになると感じました。0歳から預けられる仕組みは、産後うつの改善にもつながる、今の社会に欠かせない存在です。出産や育児があっても、女性がキャリアや夢を諦めなくていい。そんな事業を同じ女性として心から応援しています。

- 企業名
- 株式会社unreve
- 代表者
- 松田 葵
- 所在地
- 東京都板橋区板橋2-64-13 GLO板橋7階
- 設立
- 2024年7月
- 事業内容
-
- ・ベビーシッター事業
- ・保育系イベント
- ・コンサル
- ・講座
-
Facebookで
シェアする -
Xで
つぶやく -
LINEで
送る -
メールで送る
-
この記事のURLをコピー
URL copied
