ホームインタビュー記事一覧株式会社LIVE UP 新垣 友寿

INTERVIEW

株式会社LIVE UP / 新垣 友寿

企業の成長を縁の下で支える

KEIEISYA PRIME

経歴

沖縄出身。高校卒業後に航空自衛隊に入隊し、退職後に上京。19歳でフルコミの営業を経験、20歳で1社目を起業。2016年から前職の人材会社へ関わり始め、副代表として年商約20億まで拡大。約束通り2021年末に円満退任。以後はSNS・IP活用や営業/人材/研修の実務を横断し、現在は株式会社LIVE UPを率いて総合マーケ、人材、研修、経営支援を展開。

Q

御社の事業内容を教えてください。

マーケティングの総合支援を行う会社を経営しています。メインはSNS運用や企画、インサイドセールス、セールスプロモーションまで一気通貫で支援しており、BPO/アウトソーシングとして人的リソースの編成も提供しています。

採用広報・母集団形成などの採用マーケに加え、入社後を見据えた研修(マニュアル整備・接客品質の標準化・営業人材育成・オペレーション構築)も展開。さらに営業組織づくりやバックオフィスの立ち上げ・整備、業務設計、企業再建など経営面も実務で伴走します。

エンタメ領域ではライバーやインフルエンサー活用を進め、今後は紹介・派遣の免許取得後に人材領域を本格展開します。

事業は「人・モノ・情報・資本」に管理を加え、採用→育成→広告→営業→管理を包括的に整えるのが特徴です。

Q

御社を設立されたきっかけや理由を教えてください。

家や仕事を決めずに上京し、19歳の時に働いた営業で月に30万円稼いだことで、自分の力で生きられる実感を得ました。20歳の頃に勢いで一度会社を作ったのですが、その時に社会の仕組みや自分の役割を学び直したんです。

2016年頃、会社が大きくなったら僕は離れるという約束で前職の代表と二人で会社を運営することになり、2021年副代表を辞めました。

その後の約1年間は、フリーターとしてマーケティング、美術館の運営、キャラクターグッズの企画販売などの経験を積みました。この期間に痛感したのは、どの会社も採用、育成、営業・マーケティング、管理に困っていることに気づいたんです。

僕は前に出て目立つより、縁の下で全体を支える役回りが性に合ってるので、会社が成長する上で必要になることをまとめて請けられるように株式会社LIVE UPを設立しようと決意しました。

Q

過去どのような壁に直面して、どのように乗り越えられたのでしょうか。

僕は金勘定やリスクの詰めが甘かったり、人が寄って来やすい分、怪しい人も寄って来やすいと自覚しています。未入金を受けたことや、準備不足のまま先走り、痛い目を見たこともあります。過去には身内に横領まがいでお金を持ち逃げされ、倒産しかけるような事例も見てきました。

そのため、まずは守りを固めようと創業初期から経理、労務、法務、財務といった管理部を真っ先に立ち上げ、予算をかけてディフェンスを整備しました。怪しい話が来た場合は、メンバーに露払いをしてもらい、案件や人の見極めをチームで行う体制にしました。取引先にも助けられ、資金面で苦しい局面では仲間が実際に支えてくれたことも大きいです。

Q

将来的なビジョンや目標を教えてください。

僕の将来的な目標は、2030年までに年商100億を達成することです。内訳のイメージは、人材領域で約60億、広告や営業支援の周辺で約10億、研修事業で約5億、残りは新規事業や会社の取得などで積み上げていきます。

そのためには年内に人材紹介・派遣に必要な免許を取得し、人材事業を本格展開していきます。僕らは事業を人、モノ、情報、資本に管理を加えた軸で設計し、採用、育成、広告、営業、バックオフィスという、会社運営で必要になる機能を先に整え、クライアントの成長を下支えする存在を貫きます。

エンタメ領域ではライバーやインフルエンサー活用も伸ばしつつ、ベースはあくまで人を軸に据えます。個人としては、培った仕組みを通じて沖縄に還元し、沖縄だけでも経済が回る仕組みづくりに貢献したいという思いもありますが、会社の目標とは切り分けつつ、根っこではつながっていると捉えています。

企業名
株式会社LIVE UP
代表者
新垣 友寿
所在地
東京都品川区上大崎3-1-1 4階
設立
2023年8月
事業内容
  • ・マーケティング事業
  • ・採用推進事業
  • ・研修事業
URL