ホームインタビュー記事一覧株式会社HINODE 西田 啓

INTERVIEW

株式会社HINODE / 西田 啓

個性が活きる会社づくり

KEIEISYA PRIME

経歴

建築設計事務所にて設計施工およびPM業務に従事。独立後、2016年6月に日乃出工業株式会社を設立。前職で培った設計施工とプロジェクト管理の技術を生かし、スタートアップ企業向けのオフィス構築業務を開始。オフィスインフラに特化し、大手SIerと情報機器商社の間に位置するニッチな領域で、3年間で約300社を支援。サービス提供を通じてバックオフィス業務の課題に着目し調査を進め、2020年に「ねこのバックオフィス」を立ち上げ。現在は株式会社HINODE代表として、総務・労務・法務・会計・財務・人事まで一挙に担い、スタートアップ企業の成長を支援する人物である。

Q

御社の事業内容を教えてください。

私の会社では、スタートアップ企業のコーポレート代行を事業内容としています。コーポレートとは、会社の中の、バックオフィスや総務、経理などの裏方業務全般を指しており、スタートアップ企業では社長自らがやりがちな、勤怠管理や給与計算、経理業務、請求書発行などを代わりに担っています。

もともとはオフィス移転を手がける会社として立ち上がり、オフィス移転に伴う各種調整や手配を行ってきましたが、その過程でコーポレート業務に課題を抱える企業が多いことに気づきました。現在は、オフィス移転、経理、営業事務などの作業代行に加え、資金調達や資金繰りのサポートまで含め、社長が一人で抱えがちな業務を幅広く代行し、主にスタートアップや中小企業を支援しています。

Q

事業にかける想いを教えてください。

私が事業にかけている想いは、個性が認められずに苦しくなってしまう人を少しでも減らしたいという点にあります。周囲を見ていても、個性が認められず、仕事や人間関係のストレスを浴び続けて心や体を壊してしまう人は少なくありません。仕事ができないと決めつけられたり、個性を否定されたりすることで、人は簡単に壊れてしまいます。

だからこそ私は、一人一人の個性をきちんと認識し、その個性を生かせる環境や仕組みをつくることが大切だと考えています。できないことを責めるのではなく、どうすればその人が自然にパフォーマンスを発揮できるかを考えることが重要だと思っています。個性が活かされ、自分で自分を肯定できる環境こそが、会社の価値であり、社会を良くしていく力になると信じています。

Q

経営者として目指している姿を教えてください。

私が経営者として目指している姿は、個性を活かすという考え方を、きれい事ではなく正解として社会に広げていくことです。そのためには、まず会社として10億、100億という規模を目指し、影響力を持つ存在になる必要があると考えています。影響力を持つことで、このやり方でも事業として成り立つということを示したいです。

また、常に前向きな空気をつくり、周囲の人が安心して力を発揮できる状態を保てる存在であることも重要だと考えています。経営者の状態や考え方は、そのまま組織に伝わると思っているので、ピリピリしたりマイナスな感情を振りまくのではなく、自分自身を承認し、自然体でいることを大切にしています。また、人を管理で縛るのではなく、一人一人の個性や相性を理解した上で役割を組み合わせ、無理なく働ける環境を整えたいです。

Q

今後の展望を教えてください。

今後の展望としては、これまで行ってきたコーポレート代行を起点に、業務の幅と深さの両方を広げていくことです。事務やバックオフィスの支援にとどまらず、オフィス移転や現場対応など、実務レベルで会社を支える領域を内製化していきたいと考えています。AIやシステムでは代替できない部分に人が関わることで、より質の高い支援ができる体制を整えていきます。

事業を自らつくることもあれば、会社をグループに迎えることや、この人材育成や組織づくりのメソッドを提供する形もあると思っています。事業を増やすこと自体が目的ではなく、個性が認められ、役割を持って働ける場を増やしていくことが目的です。結果として、企業の成長を足元から支えられる存在になることを目指しています。

(取材者:西澤のコメント)とても楽しくお話しくださる方で、ご自身の個性を理解しながら、社員の方々と協力して組織づくりに向き合われている姿が印象的でした。その空気感から、社員さんに愛されているお人柄が自然と伝わってきます。個性を活かす考え方で会社の裏側から本気で社会を良くしようとする経営者だと感じました。

企業名
株式会社HINODE
代表者
西田 啓
所在地
東京都港区虎ノ門3-22-10-205
設立
2016年6月
事業内容
  • ・月次をラクにする経理サービスで、経営課題を見える化「月次のラクダ」
  • ・資金繰り改善のための調達サービスで、経営成長スピードアップ「資金繰りレスキュー」
  • ・初期費用ゼロのオフィス移転サービスで、資金を残し経営自由度アップ「ゼロゼロ移転」
URL