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INTERVIEW

合同会社EVERGREEN / 奥谷 裕太

誰もが挑戦できる環境をつくる

KEIEISYA PRIME

経歴

建設業界で約10年の現場経験を積んだ後、IT業界へ転身。小学校時代から毎日PCに触れ、建設で働いていた時、友人がプログラマーに転向したことを機にITに関して、就業外に独学で週30〜40時間の学習。個人事業主として開発に従事し、業務委託で現場に入るスタイルを確立。2025年6月に合同会社EVERGREENを設立。現在は建設時代の仲間とパートナーシップを結び、教育・SES・開発の事業を行っている。

Q

御社の事業内容を教えてください。

事業内容は、ITに関わるシステム開発事業、SES事業、教育事業の3つをメインに行っています。開発事業では、例えば、サイト作りの際にお客様の「サイトってこうあるべきだよね」という意図を汲み取り、企画から開発、運用・保守までまとめて任せてもらえる体制を取っています。開発事業は案件ごとに仲間を集めてチームを組み、設計から実装、運用代行まで対応しています。

SES事業は準委任契約で現場に入り、アプリもインフラも幅広く手を動かします。教育事業はIT人材不足に向き合い、学び直しと教育のデジタル化を進めています。私も従業員もお客様先に出社して開発し、その場で相談に乗れるようにしています。社内の技術とつながりを組み合わせ、未経験の業務委託でも現場に入りやすい土台づくりにも取り組んでいます。

Q

御社の設立のきっかけを教えてください。

自分の欲求としてお金を稼ぎたいことと、身近な人、仲間と一緒に挑戦したいと思ったのがきっかけですね。私は周りに合わせるのが苦手で、会社員を続けるのは無理だなと思いながら働いていました。そんな自分でも、今までの経験を通して「こういう教育をやればこんなに稼げるんだよ」と仲間に教えたいという想いが高まったのが起業の一番の理由です。

一人だけなら起業には至っていませんでしたが、業務委託で一緒に働いていた子がついて来てくれると言ってくれたので、それならばと、起業する流れになりました。

予定していない起業でしたが準委任契約でシステム開発を請け負っていて、自分が健康であればお金が入ってくるように環境を整えていたので、自分が健康であれば倒産や借金のリスクもないので、あまり不安は感じませんでした。

Q

経営において大切にされていることを教えてください。

経営で大切にしているのは、従業員に寄り添って話を聞くことです。従業員との面談は定期的に時間を取るようにしていて、相談内容が漠然とした不安だった場合、原因を紐解いて「こういう風に解決持っていこうよ」「それは不安じゃないんだよ」ということを伝えています。

お客様先にお邪魔して開発を行っているので、私も従業員と一緒に同じ環境で仕事しています。そのため気兼ねなく質問できる環境をつくることができています。

そして、まだ私は新米社長なので経営などで悩んだときは、経営の師匠のような存在の経営者の方にすぐに相談して、問題解決をすぐにできるようにしています。

Q

将来的なビジョンや現時点での目標を教えてください。

今後はさらに新しい人を採用し、事業を拡大していくことに力を入れていきます。従業員は今年度中にあと一人追加したいです。将来的に会社の従業員が5人になったら、私はプレイヤーからは卒業して経営に集中すると決めています。会社を大きくし、今ついてきてくれている従業員に高いお給料が払えるようしたいと考えています。

私も従業員と一緒に働いているので、気兼ねなく質問できる体制を続けながら、人との繋がりを大切にして、日々コツコツ成果を作っていきます。そして、未経験の参入障壁が高い業界ですが、私のお客様との信頼関係を活かし、業務に就きやすい環境づくりも進めていきます。

企業名
合同会社EVERGREEN
代表者
奥谷 裕太
所在地
東京都渋谷区初台1-23-6
設立
2025年6月
事業内容
  • ・システム開発事業
  • ・SES事業
  • ・IT教育事業