経歴
1996年生まれ。2020年より某建設会社に入社し、建設業と不動産業の両分野に従事。戸建・マンションの内装リフォームや原状回復、新築の施工管理、不動産仲介、再販用リノベーション提案まで幅広く担当する。2022年4月に建設部部長へ就任し、年間100件超の現場を統括。2025年4月、株式会社Familiaを設立し代表取締役に就任。現在は不動産会社向けBtoBリフォームを主軸に事業を展開している。
Q
御社の事業内容について教えてください。
主力事業は、不動産会社様を対象としたBtoBのリフォームです。再販物件を中心に、中古住宅をどのように改修すれば売れるのか、限られた予算の中でどこまで付加価値を高められるのかを提案しています。物件購入前の段階から現地調査に同行し、欠陥や基礎の状態、雨漏り、劣化箇所などを細かく確認。修繕コストを踏まえ、購入判断にも関わります。
購入後は、マンションのフルスケルトンリフォームから戸建ての原状回復、設備交換といった中間リフォームまで幅広く対応。内装にとどまらず、外壁塗装や土間コンクリート、解体・更地化工事も手がけています。職人の意見を集約し、不動産と建築を一体で捉え、市場目線で売れる内装や間取りを逆算して提案しています。
Q
なぜ個人ではなく、企業を対象としているのでしょうか?
私が個人ではなく企業に特化しているのは、約5年間在籍した建設と不動産を一体で手がける会社での経験が原点です。戸建てやマンションの内装リフォーム、再販用リノベーション提案、売買・賃貸仲介まで関わる中で、不動産会社が信頼できる工務店探しに苦労している現場を数多く見てきました。建築知識が十分でない担当者も多く、誰に頼むべきか判断できず機会損失が生まれていると感じ、その助けになりたいと思ったのがきっかけです。
現場で見た課題を最短距離で解決できるのはこの領域だと考え、BtoBに絞りました。売れる出口を逆算し、不動産目線と建築目線をつなげて提案できる立場はまだ少なく、そこに大きな可能性があると感じています。
Q
御社ならではの差別化ポイントや他社にはない強みはなんですか?

弊社の強みは、建設と不動産の両分野を経験している点にあります。私が前職で双方に携わってきたからこそ、不動産会社様が何を重視し、どのような出口戦略を描いているのかを理解したうえで提案が可能です。単に依頼どおりに工事を行うのではなく、再販であれば「どうすれば市場で売れるか」「予算内で最大限の価値を出すにはどうするか」を逆算して設計します。購入者の視点に立ち、立地や外観から受ける印象、特に玄関で気持ちが高まる内装づくりを意識。第一印象を整える導線が、その後の内覧の流れを左右すると考えています。
また、職人との距離が近く、現場の声を具体的な提案へ落とし込める点も特長です。売る目線と現場目線の両方を持ち、全体を俯瞰して判断できることが私ならではの強みです。
Q
現時点での目標や将来のビジョンについて教えてください。
会社としての大きな目標は、不動産事業を本格的に展開することです。将来的には自社で中古物件を仕入れ、自社でリフォームを行い、自社で販売まで一貫して手がける体制を確立したいと考えています。不動産と建築は本来切り離すものではなく、前職で両方に携わった経験からも、セットで取り組むべき分野だと強く実感しました。仕入れの段階から出口戦略まで見据え、予算や市場性を踏まえた判断と提案ができる会社へ成長していきます。
職人や施主との信頼関係を何よりも大切にし、紹介で仕事が循環する状態をより強固にしていきたい。無理な拡大はせず、会社の器に合った形で段階的に人員を増やします。思いついたことをすぐ形にできる機動力を活かし、仁義を軸に筋の通った経営を積み重ね、長く選ばれ続ける会社を目指します。
(取材者:山田のコメント)終始落ち着いた語り口でありながら、ご自身の進む道が明確に定まっている方だと感じました。不動産と建設の両方を経験しているからこそ、それぞれの立場や課題感を深く理解されており、言葉の端々に現場で積み重ねてきた実感がにじみ出ていました。単なる施工者ではなく、全体を俯瞰して判断する経営者としての視座の高さが印象的な方です。

- 企業名
- 株式会社Familia
- 代表者
- 田村 和人
- 所在地
- 東京都足立区大谷田4-14-9 コーポアヤ101
- 設立
- 2025年4月
- 事業内容
-
- ・建設業(主にBtoBのリフォーム)
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