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INTERVIEW

株式会社Blakiston / 山田 恭平

ブラキストン線を越え価値を届ける

KEIEISYA PRIME

経歴

工業高校卒業後、地元の農機具メーカーに入社し、CADやソリッドワークスを用いた設計業務に従事。その後20歳で芸能事務所に所属し、ダンスボーカルグループのメンバーとして約10年間活動。コロナ禍を機にWeb領域へ転身し、企業で事業立ち上げやグロースに携わる。独立後、エンジニアメンバーと共に株式会社Blakistonを創業。現在は代表として、AIコンサルティングやソリューション開発を手がける経営者である。

Q

御社の事業内容について教えてください。

大きく四つの柱で事業を展開しています。一つ目はAIコンサルティングで、日頃の業務を伺い、AIに代替できる作業を整理し、いきなり大きなシステムを導入するのではなく、既存のAIと組み合わせて時間を大幅に短縮できる方法をお伝えし、社内に浸透するまで伴走支援を行います。

二つ目はAIソリューション開発で、コンサルで明確になった課題やクライアントが抱える具体的な課題をシステムとして開発します。三つ目はデータ基盤構築で、OCRなどを活用し、AIに与えられる形でデータを整備します。四つ目はサービス共創で、クライアントのプロダクトを一緒に開発し、実装から運用まで支援します。

Q

御社ならではの差別化ポイントや他社にはない強みはなんですか?

前職での芸能活動を通して、人がどう感じ、どう喜ぶかを常に考えてきました。その経験が今の事業にも活きています。AIという最先端のものを扱っていますが、使うのも最終的に判断するのも人間です。だからこそ効率化できていますよという一方通行の提供ではなく、"人対人"の関係性を大切にし、可能な限り実際に足を運びながら伴走支援しています。

また社内にデザイナー、UI・UXエンジニア、AI開発エンジニアが在籍しており、外注せずにすべて完結できる体制があります。そのためスピード感と価格面での優位性があります。AIも積極的に活用していますが、0から100まで任せるのではなく、精度や限界を見極めながら使い分けています。フロー設計やトークン数まで考慮し、ランニングコストまで含めて最適化できる判断力が他社との差別化ポイントです。

Q

なぜ御社は“AIそのもの”よりも“使い方”に重きを置いているのですか?

AIはある種、人が効率的にしたいと考え続けた慣れの果てだと思っています。ただ、どこまでいっても良くなった、楽になった、効率的になったと感じるのは人間です。最先端のハイテクなものを扱うからこそ、その良さを感じる人と乖離してはいけないと考えています。

0から100までAIに任せるのではなく、50や70まで任せ、残りを人が判断することで、アウトプットの精度と実用性は大きく変わります。また、フローが増えればトークン数が増え、重量課金がかさみ、ランニングコストにも直結します。単に導入するだけでは本質的な効率化にはならず、どう活用し、どこを人が担うかを設計することが重要です。効率化で生まれた時間を人間の判断や暗黙知に使ってもらうため、使い方に重きを置いています。

Q

現時点での目標や将来のビジョンについて教えてください。

AI分野において北海道を代表する存在となり、道内でAI企業と聞かれた際に自然と株式会社Blakistonが挙がる状態をつくっていきます。選択肢の一つとして並ぶのではなく、まず最初に想起される企業として認知を広げていきたいと考えています。その取り組みの一つとして昨年9月頃からSNS運用を開始し、InstagramとTIKTOKを中心に発信を続けています。

投稿頻度は決して多くありませんが、フォロワーは約6万人まで増え、道内ではトップ水準の数字となっています。北海道を拠点にしながら全国へサービスを提供し、AIを活用した支援を通じて価値を届ける企業としてブランドを確立し、北海道発のAIカンパニーとして存在感を高めていきます。加えて、企業規模や業種を問わず幅広い課題解決に向き合い、地方から先端技術を発信する拠点として成長していきます。

(取材者:大神田のコメント)最先端のAIを扱いながらも、常に「人がどう感じるか」という視点を大切にされているのが印象的でした。芸能活動という異色の経歴を経てたどり着いた今だからこそ語れる言葉には、重みと説得力があります。技術の話だけでなく、人と向き合う姿勢や仲間へのリスペクトが随所に感じられ、北海道から本気でAIの未来をつくろうとする覚悟がインタビューを通して伝わってきました!

企業名
株式会社Blakiston
代表者
山田 恭平
所在地
北海道札幌市中央区南1条西2丁目1-2 TREE BASE
設立
2025年7月
事業内容
  • ・AIコンサルティング事業
  • ・AIソリューション開発事業
  • ・AI活用型Webサイト制作事業
  • ・AIデータ基盤構築事業
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