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INTERVIEW

株式会社JINJI8 / 岡邑 亜由美

組織文化を言語化して整える

KEIEISYA PRIME

経歴

学生時代は英語教員を志し教員免許を取得。大手アパレル商社に入社し4年間勤務。その後転職し、企業人事や転職フェア企画、広告会社での人事部門立ち上げを経験し、採用から人材育成まで一貫して担当。2018年にフリーランスの採用コンサルタントとして独立。2021年にJINJI8を設立し、2025年に法人化。現在は採用支援と組織開発を軸に企業の成長を支援する人事のプロフェッショナルである。

Q

御社の事業内容について教えてください。

主に人事系統の支援を行っており、事業の中心は採用支援です。採用支援では上流のみを担う採用コンサルティングや採用設計、RPOと言われる採用代行を手掛けています。採用リソースが足りない、ノウハウがない企業に対し、単なる人材確保にとどまらず、採用戦略の立案から母集団形成、選考設計、面接改善まで一貫して設計し、実行まで伴走します。

あわせて人材育成や採用後の定着サポートも行い、社内の人に対する課題整理、1on1面談の代行、評価制度の見直しや研修の企画実施まで対応します。さらに求人広告の代理販売や採用サイト制作のディレクションも担い、企業文化や価値観を言語化したうえで発信を設計します。採用、人材育成、広告クリエイティブの三本柱を通じて、組織が自走し、持続的に成長できる基盤づくりを支援しています。

Q

採用で最初のボタンを掛け違えると、何が起きますか?

会社の社風や価値観を十分に理解しないまま採用を進めると、その後の工程が全てずれていきます。求める人物像の定義が曖昧なまま求人原稿を書くと、伝えるべきメッセージがぼやけ、応募の段階からミスマッチが起こります。書類選考や面接で見るポイントも本来の基準とずれ、スキルが高く人柄も良くやる気もある方であっても、会社の文化や考え方に合わなければ入社後に違和感が生まれます。

その結果、早期離職や周囲との摩擦が発生し、組織の雰囲気にも影響します。広告費や時間をかけても成果が出ず、現場の負担も増え、採用そのものへの不信感が社内に広がる可能性もあります。最初の認識共有が不十分なまま進めることは、採用活動だけでなく、組織全体の成長機会を逃すことにつながり、長期的な経営課題にも発展します。

Q

採用の本当のゴールはどこだと考えていますか?

採用してご入社いただくことがゴールだとは考えていません。入社した方がミスマッチングにより離職してしまうことは会社にとっても勿体無いですし、営業であれば数字が取れるようになって初めて先行投資の期間が切り替わる段階になります。組織自体が成長するところに最終的なゴールがあります。

採用された方が育ち、この会社に入ってよかったと思える状態をつくり、会社もその人も成長していくことが本当の到達点だと考えています。そのために人材像を明確にし、会社の価値観や文化を理解した上で迎え入れることが重要です。スキルだけでなく、その会社で活躍できるかどうかを見極め、組織全体の成長につなげていくことが採用の本質だと考えています。

Q

現時点での目標や将来のビジョンについて教えてください。

会社を立ち上げて1年目のまだ歴史の浅い会社ではありますが、人事のプロとして15年ほど人事面で仕事をしてきた経験を土台に、会社としての価値をさらに高めていきたいと考えています。これまで企業人事として採用から育成、定着まで関わってきた知見を活かし、単なる採用代行ではなく、組織全体を見据えた支援ができる存在であり続けたいと思っています。

私だけの属人化で終わらせず、同じぐらいのスキル感を持った人材を増やし、知識や経験を分けていくことで、レベルの高い仲間を育成していくことが今後のテーマです。頭数集めの採用ではなく、採用した会社と採用された人がともに成長できる関係性を大切にし、採用を入り口に組織の成長を支援できる会社として、より多くの企業の発展に貢献していきたいと考えています。

(取材者:大神田のコメント)採用を入口にしながら、その先の定着や組織成長まで見据える視点に強い覚悟を感じたインタビューでした。人事としての豊富な経験に裏打ちされた言葉は説得力があり、企業文化や価値観を大切にする姿勢から、表面的ではない本質的な支援をされていることが伝わってきました!

企業名
株式会社JINJI8
代表者
岡邑 亜由美
所在地
福岡市中央区渡辺通5丁目14-12 南天神ビル3階
設立
2025年2月
事業内容
  • ・RPO/採用サポート
  • ・HRD/人材育成・定着サポート
  • ・広告クリエイティブ
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