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INTERVIEW

株式会社Hajikeru / 伊井 武

いちばん身近な存在として伴走する

KEIEISYA PRIME

経歴

大学時代に「トビタテ!留学JAPAN」に採択され、デンマークに半年間留学。新卒で大手航空会社に入り、航空機エンジンの整備を担当。休職を経て、自分の価値観を見つめ直し、スタートアップへ転職。ハードウェア・ソフトウェア横断のプロダクト開発を推進し、サービスをローンチ。Fintech企業に転職後、「他人の目を気にせず、自分の想いを表現しながらいきたい」という想いを起点にキャリア支援の株式会社Hajikeruを設立。20代後半〜30代前半でよりよいキャリアを築きたい人の、いちばん身近な伴走者として、中長期で理想を叶える支援をしている。

Q

御社の事業内容を教えてください。

転職を前提にしない長期伴走型のキャリア支援をしています。人材紹介業を通じて、キャリアに悩む人と同じ目線で、価値観や大事にしている想いをヒアリングし、一緒に実現したい未来を描きます。

自分自身がキャリアに悩んだとき、力になってくれたのは身近な人たちでした。転職期間だけやり取りする関係では、納得感を持って新しいキャリアを選べなかったと思います。身近になんでも話せる存在がいるからこそ、自己理解が深まり、未来を描きやすくなる。だから私も「いちばん身近な伴走者」でありたいんです。

その想いを形にしたのが、noteで発信しているメディア『Popcorn』です。友人や知人の過去の葛藤、転機のきっかけ、当時の感情を等身大で届けることで、読んだ人が自分のストーリーと重ね合わせ、次の一歩を踏み出せる。転職以外の選択肢も含めて提案し、転職後も長期的にサポートを続けていきます。

Q

御社の設立のきっかけを教えてください。

「トビタテ!留学JAPAN」やさまざまな社会人コミュニティの中で、自分のやりたいことを周りを巻き込みながら発信して動いている人たちに出会いました。良い成績をとって卒業するだけじゃない生き方に触れて、想いを持って動ける人は素敵だと感じたんです。

でも新卒で入った会社では働き方に苦労しました。休職を経て転職していく過程で、自分は今まで他人の評価を気にして選択してきたと気づいたんです。自分の内側にある想いを表現してこなかった。これからは自分の想いをありのままに出して生きたい。そう思ったとき、起業が自然な選択肢として見えてきました。「他人の目を気にせず、自分の想いを表現しながら生きたい」。その想いが、Hajikeruの原点です。

Q

経営において大切にされていることを教えてください。

「今はじける、ずっとはじける」を大切にしています。相談してくれる人には、人の目を気にするのではなく、今この瞬間を全力で生きて、本当に思っていることを伝えていってほしい。その人が作りたい世界を見失わずに、瞬間瞬間に向き合うことで、共感してくれる人が増えていくと信じています。

キャリアに悩んでいる人に本気で向き合い、一番身近な伴走者として長期で関わる。その想いを体現したのが『Popcorn』です。「このままでいいのか」に寄り添う等身大のライフストーリーメディアとして、身近な人の選択や価値観を届け、次の一歩を後押しします。転職は手段。その人がどう過ごせたらいいのかを共に考え、一緒に未来を描いていくことが私の役割だと思っています。

Q

将来的なビジョンや現時点での目標を教えてください。

まずは今の会社を離れ、自分の事業に軸足を移すことが直近の目標です。年度内には独立し、3名の転職支援を確実にやり切ります。そのために、知り合いへの声がけやWebサイト作成、スカウト送付、そして『Popcorn』を月4本発信することなど、できることを愚直に進めながら、想いを共有できる仲間を増やしていく。そして、目の前の一人ひとりに本気で向き合い、支援の質を磨くことに集中します。

中長期では、「今はじける、ずっとはじける」を体現する人を増やしたい。事業に共感してくれる仲間を迎え、"身近な伴走者"を職能として確立していきます。転職はあくまで手段。その人が「どんな日々を過ごしたいか」から一緒に考え、行動まで伴走する。等身大の選択を可視化するメディアと、長期コミット型の支援を組み合わせ、誰もが自分の想いで動ける社会をつくっていきます。

企業名
株式会社Hajikeru
代表者
伊井 武
所在地
東京都港区南青山3丁目5-2南青山第一韮沢ビル3F
設立
2025年6月
事業内容
  • ・キャリア支援
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