経歴
徳島県出身。同志社大学在学中、コロナ禍をきっかけにオンラインでの事業に挑戦し、過去の拒食症の経験を生かしたダイエットサービスを立ち上げる。その後、イベント事業や営業の現場を幅広く経験し、人に前向きなきっかけを与える仕事への志向を強める。大学三年時、女性向けコミュニティ運営を通じて責任ある立場の必要性を痛感し法人化を決意。現在は株式会社ViZZのCEOとして、大学一年生、二年生を中心としたキャリア教育と挑戦機会の創出に取り組んでいる。
Q
御社の事業内容について教えてください。
主に大学1〜2年生を中心とした学生向けに、キャリア教育と挑戦機会の提供を行っています。AIを活用した自己分析を起点に、個人の適性や価値観、将来向いている方向性を可視化し、その結果に応じて長期インターンや各種イベント、短期プロジェクトなどの挑戦機会をご提案しています。
就活直前だけに支援を行うのではなく、大学の早い段階から自分と向き合い、実際に行動した記録を「挑戦ログ」として蓄積することで、進路選択や就職活動に活かせる仕組みを整えています。自己分析や情報提供はAIを中心に行い、最終的な後押しは人が担う体制を取り、学生一人ひとりが納得感を持って前に進めるようにしています。エンタメ要素を掛け合わせ、ワクワクできるきっかけを通じて、主体的にキャリアを考えられる環境づくりを大切にしています。
Q
御社設立のきっかけを教えてください。
法人を設立したきっかけは、学生時代に女性向けコミュニティを運営する中で、人にきっかけをつくることの責任の重さを強く実感したことです。
一般社団法人と連携したプロジェクトでは、多くの学生が悩みや葛藤を抱える現場を目の当たりにしました。間に立つ立場として関わる中で、守りたい気持ちがあっても守りきれない現実に直面し、その悔しさから実力不足や立場の弱さを痛感しました。学生の延長線上の活動では対等に向き合えないと感じ、本気で人を守り、安心して挑戦できる環境をつくるには、責任を持つ組織として向き合う必要があると考えるようになりました。
軽く扱われない立場を確立し、覚悟を持って前に立つことで、関わる人たちの未来に本気で向き合えると感じ、法人化を決意しました。
Q
御社ならではの差別化ポイントや他社にはない強みはなんですか?
私たちの強みは、大学生が就活直前に慌てて動くのではなく、大学1〜2年生の段階から挑戦機会を届けられる点です。私は、やりたいことがないのは当たり前だと思っているため、まず自己分析で「自分は何に向いているか」を知るきっかけをつくります。その結果に合わせて、長期インターンやイベント、短期プロジェクトを紹介し、背中を押します。
自分で探しに行くのはハードルが高くても、知り合いに誘われたことで一歩踏み出せて、人生が変わることがあります。運用の7割はAIで効率化しつつ、最終判断や後押しは人が担い、サービス品質を担保します。挑戦の記録は「挑戦ログ」として残し、後の就活でES添削にも活用できます。挑戦が当たり前になる文化をつくり、第一想起でViZZを選んでもらえるような設計こそが他社にはない強みです。
Q
現時点での目標や将来のビジョンについて教えてください。

大学生は人生の夏休みと言われる一方で、気づけば何となく時間が過ぎてしまう期間にもなりやすいと感じています。その貴重な時間を、当たり前に自分自身と向き合い、小さな一歩でも行動を積み重ねられる期間に変えていきたいと考えています。大学1〜2年生という早い段階から自己分析を行い、自分の適性や価値観を整理した上で、実際の行動につながるきっかけに自然と触れられる環境を広げていきたいです。
現状では、行動を起こす学生はまだ少なく、挑戦することが特別な選択のように見られがちですが、その認識自体を前向きに変えていきたいと思っています。迷いや不安を感じたときに、自然とViZZを思い出してもらえる存在となり、自分の将来に前向きな期待を持ちながら、自分の意思で進路を選び取れる学生を増やしていくことが、私が目指している方向性です。
(取材者:西澤のコメント)同じ目線でご自身の経験を交えながら語る稲井さんの姿は、若い世代にとって心強い味方のように映ると感じました。何事にもストイックに向き合ってきたからこそ得た気づきや想いを大切にされている点に、同じ年代として深い尊敬を覚えた取材でした。
- 企業名
- 株式会社ViZZ
- 代表者
- 稲井 美結
- 設立
- 2025年11月
- 事業内容
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- ・長期インターン学生紹介事業
- ・キャリア支援事業
- ・イベント事業
- ・SNS教育事業
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