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INTERVIEW

株式会社ハートレインボー / 岩野 祐二

夢の終点に橋を架ける

KEIEISYA PRIME

経歴

19歳で北海道札幌市にて芸能の世界に足を踏み入れる。アクターズスクールで歌・ダンス・演技を学び、運営スタッフとして現場経験を積む。札幌・仙台でスクール運営に携わり、24歳で独立。以降、芸能事務所運営に27年間従事し、タレント育成と地域密着のプロデュースを展開。現在はライブプロ会長として後進に託し、株式会社ハートレインボー代表としてタレントのセカンドキャリア支援事業を推進する人物である。

Q

御社の事業内容について教えてください。

私が1社目で設立した会社は、芸能事務所としてタレントの育成、マネジメント、プロデュースを中心に事業を行っています。私は19歳から27年間、芸能の世界一本で活動してきました。その中で、タレントが夢を追う一方で、将来への不安から早い段階で辞めてしまう姿を数多く見てきました。そこで、タレントが納得いくまで活動できる環境を整え、活動を終えた後も次の道を支援するセカンドキャリア支援を事業の柱としています。

事業の内容として、人材紹介に近い形で再就職を支援するだけでなく、在籍中から事務作業や動画編集、名刺交換などの社会経験を積ませ、将来マネージャーとして教える立場にもなれる仕組みを作っています。また、企業イベントや商業施設、行政の仕事にもタレントを起用し、企業や地域とつながる機会を提供しています。タレントが辞めた後もただ送り出すのではなく、その後の人生まで応援できる会社でありたいと考えています。

Q

どうしてセカンドキャリア支援を事業にしようと考えられたのですか?

私がセカンドキャリア支援を事業にしようと考えたのは、27年間、芸能の世界一本でやってきた中で、辞めていくタレントを本当にたくさん見てきたからです。タレントとしては本当はもう少し続けられたのに、将来への不安から早い段階で夢を諦めてしまう子が多くいました。

歌って踊って活動してきた先に、次の道が見えないという理由で辞めていく姿がずっと心に残っていました。だからこそ、タレントが納得いくところまで活動し、その後に再就職しなければならなくなった時も支えられる会社を作りたいと思っておりました。ただ辞めていくのではなく、辞めた後も応援できる環境を作りたい、その想いがセカンドキャリア支援を事業にした一番の理由です。

Q

経営において大切にされていることを教えてください。

私が経営において大切にしているのは、敵を作らないということです。たとえこちらが100対0で悪くないと思っていても、仕返しをしたり、揉めたりすることで、結果的に仕事がしづらくなってしまうと感じてきました。芸能の世界は狭い業界なので、関係者と摩擦が生じれば、必ず悪い形で話が広がります。

だからこそ、裏切られることがあっても、私は人を裏切らないと決めています。実際に、独立すると言ってタレントが全員いなくなった時も、私は揉めることなく送り出しました。その結果、今でも元メンバーと飲みに行ったり、一緒に仕事をしたりと関係は続いています。過去の経験から、人との縁を切らないこと、筋を通し続けることが、結果的に自分や会社を守ると考えています。

Q

今回の記事を通して御社の想いをどんな人に届けたいですか?

今回の記事を通して私の想いを届けたいのは、これからアイドルやタレントを目指そうとしている若者です。「北海道札幌でアイドルを目指すなら、ライブプロでやりたい」、「ハートレインボーならセカンドキャリアまで見てくれるから安心して挑戦できる」、そう思ってもらえる人に届いてほしいです。

実際にこれまで多くのタレントが夢を追い、残念ながら道半ばで卒業していく姿も見てきましたが、次に入ってくる人がいなければ事務所は成り立ちません。だからこそ、次に挑戦する人に安心して飛び込める場所だと伝えたいです。あわせて、タレントを起用して何かやりたい企業の方にも、うちの取り組みや考え方を知ってもらい、気軽に声をかけてもらえるきっかけになればと思っています。

(取材者:大神田のコメント)壮絶な経験を笑顔で語りながらも、人を切らずに守り続けてきた覚悟が強く伝わる取材でした。タレントの人生そのものに向き合う姿勢に、深い信頼を感じました。

企業名
株式会社ハートレインボー
代表者
岩野 祐二
所在地
札幌市中央区南11条西6丁目1-33
設立
2026年1月
事業内容
  • ・芸能事務所
  • ・タレントのセカンドキャリアの斡旋など