弊社は、2025年に立ち上げたPRコンサルティング会社で、企業と社会をつなぐコミュニケーションを軸に、PR・プロモーション戦略の設計から実行までを一貫して支援しています。

プレスリリースや取材対応、イベントの企画運営、コンテンツ制作、広告運用などの広報・マーケティング実務からコミュニケーション文脈の形成まで、企業が今届けたい相手に適切に届くよう上流からプランニングすることを重視しており、企業として発信すべきメッセージ性を統一し、企業が各ステイクホルダーとどのような関係を築きたいのかを一緒に考えながら最適なコミュニケーション手段を設計しています。

また、エンジニアもチームに参画しており、「戦略 × 実行 × プロダクト開発」が融合した体制で、企業のコミュニケーションを支えています。

私がPRの仕事を続ける中で大切にしているのは、新しいモノ・コト・価値観に触れるきっかけをつくり、情報の発信者と受け手の双方が良い体験と思ってもらえる活動をすることです。これは、新しい価値観に触れることで更新されていく感覚や、変化に触れることで広がる世界が好きで、知らなかった価値を知る面白さを感じてもらえる人をもっと増やしたいという気持ちが根本にあるからだと思います。

もう一つは、起こった出来事に対して前向きに切り替える姿勢です。うまくいかない状況でも、必要以上にマイナスに捉えず、AがだめならBを試すというように改善策を練り、どう前に進むかを考えるようにしています。後は、必要以上に思い詰めないこと。その時は苦しくても「何とかなるでしょ」と、ある種楽観的な面も大きく作用していて、今後もこの姿勢を変えずにいたいと思います。

弊社の強みは、PRやマーケティングの現場で長く活動してきたメンバーが支援を行っており、広報担当やマーケティング担当の方がどこに課題やニーズを抱えているか、解像度高くイメージできること、そしてそれら課題に包括的にアプローチできる仕組みを設けていることです。会社はまだ小さいですが、連携するパートナー企業と共に支援できる体制を構築しています。

課題への解像度の高さは、プロダクト開発にも活きています。まず私自身が現場で使いたいと思えるものか、そして広報やマーケティング担当者が日々の業務を進めるなかで「こういう機能がほしい」思っていただけるサービスになっているのかを意識しながら開発しています。

私が目指す会社の在り方は、社内・社外問わずIrieに関わってくださる方が幸せになれる状態をつくることです。企業名「Irie」の由来でもあります。

まずは自分たちが届けるものに対してお客様がきちんと価値を感じてくださり、お願いしてよかったと思ってもらえる存在になること、そのうえで一緒に働く人々にも、一緒に働けてよかったと思ってもらえる組織でありたい。そのために、焦らず実績と信頼を積み重ねながら、土台をしっかり固めていきたいと考えています。

事業を大きくするというのも一つ憧れではありますが、今は、自分たちを必要としてくださる人を大切にし、経営を続けていくなかで、必要に応じて規模を考えていく。こんな私と一緒に働いてみたいという方がいらっしゃれば、それはとても嬉しいですね。