経歴
大学卒業後、三菱商事に入社。35年にわたり生活産業部門に所属し、靴、スポーツ用品、家具・インテリア雑貨など、各種生活関連用品を担当。30歳でインドネシアに赴任し、現地子会社の初代社長を務めた。その後、フランフランの香港、上海、シンガポールの社長として香港で同社の海外事業を管掌した他、子会社・関連会社の社長業3回、専務営業本部長1回、営業副本部長1回を務めた。退職後はITエンジニア派遣会社の顧問を経て、2024年に合同会社ichinoyaを設立。現在は、長年培ってきた経験、人脈、信用を生かし、主として若い企業の営業支援や経営相談に伴走。信頼を軸とした実践型支援。
Q
御社の事業内容を教えてください。

弊社は、ひと言で言えば経営コンサルティングの会社です。企業様の経営全体を見ながら、営業支援や顧客紹介、商談の進め方に関するアドバイスなどを行っています。私自身、大学卒業後に三菱商事で35年にわたり、一環して人々の衣食住に関わる生活産業部門に所属し、その中で靴、スポーツ用品、家具・インテリア雑貨などの分野を担当しました。
その中で築いてきた人脈を生かし、若い会社や新興企業がなかなかつながれない大手企業の幹部層へおつなぎすることが、今の大きな役割の一つです。ただ紹介して終わりではなく、メールの書き方や商談での立ち居振る舞いまで一緒に見ています。商売は商品だけで成り立つものではなく、結局は人対人の信頼関係です。だからこそ、若い経営者や企業が成長できるよう、私の経験と人脈を活かして応援していきたいと考えています。
Q
福島様が考える“良い商談”とは、どのような商談ですか?
私が考える良い商談は、いきなり商品やサービスを売り込む場ではありません。商社時代に優秀な先輩方を見ていて分かったのですが、本当に仕事ができる人は、商品を売っているようで、実は自分自身を売っているんです。商談に行っても、最初から「これを買ってください」なんて言わない。
相手の役に立つ情報を伝えたり、雑談や冗談を交えながら、まずは人として信頼してもらうことを大切にします。私もよく「私の商談は冗談と雑談だ」と言うんですけど、そこから関係が生まれるんですよね。相手が「またこの人に会いたい」「この人と仕事をしたい」と思ってくれれば、商売は自然と動き出します。自分の欲を前面に出さず、気持ちに余裕を持って向き合うこと。それが、40年以上仕事をしてきた中でたどり着いた、良い商談の形です。
Q
経営において大切にされていることを教えてください。
経営で大切にしているのは、結局のところ人対人の信頼関係です。繰り返しになりますが、私が商社時代に見た営業成績優秀な先輩は、商品やサービスでなくまず自分自身を売っていました。自分自身を売る=相手の信用を勝ち得ること。それが奏功すれば、自分が担当する商品やサービスは自然と売れて行く。
そのために日々の行動では常に「好奇心」を持ち、アンテナを高く張りあらゆる「情報」を集めこれを客先と共有しつつ、最後は相手との「信用」を重んじること。それが40年以上仕事をしてきた中で、私が一番大切にしている姿勢です。
Q
現時点での目標や将来のビジョンについて教えてください。
現時点での目標は、これまで私が積み重ねてきた経験や人脈を使って、若い人や若い会社を少しでも応援することです。日本は少子高齢化が進み、円安や物価高もあって、決して楽な状況ではありません。そうした中、今の20代、30代の起業家には将来有望な人が多いです。私では思いつかないようなアイデアで会社をつくり、失敗してもまた考え直しながら前に進んでいる。そういう姿を見ると、頑張って欲しいと思うんですよね。
私にできるのは、必要な会社を紹介したり、商談の場に連れて行ったり、メールの書き方や人との向き合い方を伝えることです。加えて過去数度の会社経営経験を踏まえての経営全般のアドバイスです。今後若い企業が成長し、これからの日本を少しでも明るくしていく。そのための力になれたら、それが一番うれしいです。
(取材者:千葉のコメント)福島様のお話をお伺いする中で、人とのつながりは一朝一夕ではなく、日々の信用の積み重ねで育っていくものだと感じました。雑談や冗談を交えながら自然に信頼を築き、若い企業の背中を押す姿がとても印象的でした!
- 企業名
- 合同会社ichinoya
- 代表者
- 福島一俊
- 所在地
- 東京都渋谷区恵比寿2-5-8-402
- 設立
- 2024年1月
- 事業内容
-
- ・営業サポート
- ・企業紹介
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