経歴
アメリカの大学へ留学し、マーケティングを学ぶ。学生時代に起業し、約10年にわたりマーケティング会社を経営。日本語のオンラインサービスや登録者約12万人のYouTubeチャンネル、オンラインスクールを展開するほか、海外企業の日本進出支援にも従事。その事業を通じてカザフスタン出身の共同創業者と出会い、2026年6月にLOOQ Japan株式会社を設立。現在はAIカメラを活用し、オフライン広告を誰が見たのかを分析・可視化するサービスを展開している。
Q
御社の事業内容を教えてください。
一言で言うと、私たちが提供しているのは「リアル空間のGoogleアナリティクス」のようなサービスです。渋谷や新宿を歩くと、ビルボードや看板など多くのオフライン広告を目にしますよね。ただ、そこにどれだけの人が通ったかは分かっても、実際に何人が広告を見たのか、どんな人が興味を持ったのかまでは、これまで十分に把握できませんでした。
そこで私たちは、AIカメラを活用した「LOOQ」を開発しています。広告を見た人数に加え、男女比やおおよその年齢層などを分析し、オフライン広告の効果を可視化できる仕組みです。
現在は、広告を掲載して街を走るモバイルバイクと、ビルボードなどに設置するサービスの2つを展開しています。人の顔そのものは保存せず、プライバシーにも配慮しながら、「誰に、どれだけ届いたのか」をデータで明確にしています。
Q
御社設立のきっかけを教えてください。
設立のきっかけとなったのは、共同創業者から声をかけてもらったことです。私自身、アメリカの大学でマーケティングを学び、学生時代に起業して以来、約10年間マーケティングの会社を経営してきました。その経験があったからこそ、彼と話す中で「オンラインとオフラインの広告には大きな差がある」という課題に可能性を感じたんです。
オンラインでは、Googleアナリティクスを使えば、何人がサイトを訪れ、どこから来たのかまで分析できます。一方、オフライン広告では、2026年の今でも歩行者数などを基準にすることが多く、実際に誰が広告を見たのかまでは分かりません。
そこを可視化できれば、広告の費用対効果をもっと明確にできる。さらにAIやカメラの分析技術も進化し、「今がタイミングだ」と感じたことが、LOOQ Japanを立ち上げる大きな後押しになりました。
Q
御社の差別化ポイントや他社にはない強みを教えてください。

私たちの強みは、広告を出して終わりではなく、「実際に誰が見たのか」まで分析できる点です。例えば、街中を走るアドトラックやビルボード広告は多くありますが、従来は人通りや掲載場所などから、どれくらい見られたのかを推測するケースが中心でした。
LOOQではAIカメラを活用し、実際に広告を見た人数だけでなく、男女比やおおよその年齢層まで可視化できます。企業が「この層に届けたい」と考えて広告を出していても、実際に見ている人が想定とは違う可能性もあるんです。
単に広告を掲出するだけではなく、その後の効果測定まで一つにつなげられる。オンライン広告では当たり前になっているように、オフラインでも実際のデータを見ながら効果を判断できることが、私たちならではの価値だと考えています。
Q
現時点での目標や将来のビジョンについて教えてください。
現時点では、まず実際にサービスを使っていただけるお客様を増やし、導入実績を積み重ねていくことが目標です。ショッピングモールやレストランはもちろん、イベントでも各ブースに何人が訪れたのかを分析できるので、私たちの技術が活用できる場所はまだまだ広いと思っています。そうした企業や施設に積極的にアプローチしながら、現在は資金調達も進めているところです。
そのうえで、まずは日本でしっかりサービスを広げていきたいですね。そして将来的には、日本だけにとどまらず、グローバルに展開したいと考えています。
私たちが目指しているのは、本当に「オフライン版のGoogleアナリティクス」のような存在です。オンラインでは当たり前になっている効果測定をリアルな空間でも当たり前にし、広告や店舗、イベントなど、さまざまな場所の価値をデータで見えるようにしていきたいです。
(担当者:玉置のコメント) これまで推測に頼っていたオフライン広告を、実測できる世界へ。LOOQが目指す「リアル空間でもデータで判断できる未来」に、大きな可能性を感じました。

- 企業名
- LOOQ Japan株式会社
- 代表者
- 石田 雄大
- 所在地
- 東京都渋谷区渋谷2-19-19 和幸宮益坂ビル5階
- 設立
- 2026年6月
- 事業内容
-
- ・オフライン広告効果測定
- ・モバイルバイク広告
- ・商業施設・イベントの来訪者分析
-
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