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INTERVIEW

株式会社ウインダム / 橘川 徳夫

企業価値を届ける、風を掴むPR職人

KEIEISYA PRIME

経歴

電力会社、生命保険会社での勤務を経て、2001年に株式会社ウインダムへ入社。展覧会PRや企業PR、イベント企画、メディア対応など幅広い業務に携わり、現場と管理の両面で経験を重ねる。2023年、創業者である渡邉秀康氏から経営を引き継ぎ、代表取締役社長に就任。現在は500件を超える展覧会PRの実績と約4,000件に及ぶメディアリスト(2026年5月時点)を生かし、Web・SNS・AI時代に対応する総合PRコンサル会社への進化を進めている。

Q

御社の事業内容を教えてください。

弊社では、メディアPRを中心に、企業や展覧会の情報を世の中に届けるための企画提案を行っています。簡単に言えば、新聞、雑誌、テレビ、Webニュースなどの媒体に、広告ではなく記事として取り上げてもらうための仕組みを考える仕事です。具体的には、プレスリリースの作成・配信、メディアリストの整備、記者発表会やPRイベントの設計、取材対応まで、幅広く担っています。ただリリースを送るだけでは、なかなか記事にはなりません。

大切なのは、記者が書きたいと思い、その先の読者が読みたいと思える切り口をいかに生み出すかです。特に当社は、美術展や展覧会のPRに強みがあり、多くのメディアとの関係構築や現場対応のノウハウを培ってきました。今後はその経験を生かし、広告代理店やイベント会社とも連携しながら、企業PRの領域にもさらに力を入れていきたいと考えています。

Q

PRによって、お客様側にはどのような変化や反響が生まれましたか?

PRによって最も大きく変わるのは、単なる認知ではなく、信頼の伝わり方だと思っています。広告で「うちの商品は良いです」と自分たちで言っても、それは当然だと受け取られます。ですが、新聞やテレビ、Webニュースなどのメディアに取り上げられることで、第三者が価値を認めた情報として伝わります。たとえば、ラーメン店が「うちはおいしい」と言うより、実際に食べた人が「本当においしい」と伝えた方が、行ってみたい気持ちになる。

それと同じ感覚です。美術展のPRでは、数百件単位で露出につながることもあり、結果として来場者数の増加や話題化につながるケースもあります。もちろんPRは、広告のように必ず掲載されるものではありません。最終的に記事にするかどうかは、メディア側の判断です。ただ、だからこそ、取り上げられた際の信用力は高い。私たちはその信用を生むために、メディアが書きたくなる切り口を考え、お客様の価値が自然に広がるよう支えています。

Q

予算が限られている企業でも、PRでできることはありますか?

予算が限られていても、PRでできることはあります。ただ、最初にお伝えしたいのは、PRは決まったメニューを売る仕事ではないということです。お客様が何をしたいのか、どこまで広げたいのかによって、必要な動きも費用も変わります。大きなPRイベントを組み、芸能人のキャスティングからメディア対応まで一貫して担うとなれば、当然かなりの予算が必要です。一方で、プレスリリースの作成・配信やメディアへの情報提供など、限られた範囲で始められることもあります。

美術館などは予算が潤沢ではないケースも多いため、まず「ご予算はどれくらいですか」と率直に伺い、その中で何ができるかを考えてきました。大事なのは、無理に大きなことをやるよりも、メディアが取り上げたくなる切り口を見つけることです。限られた予算でも、伝え方次第で信頼や認知につながる可能性は十分にあると思っています。

Q

現時点での目標や将来のビジョンについて教えてください。

現時点での目標は、まず『メディアPR』という選択肢をより多くの企業に正しく認識していただくことです。これまで美術展PRで培ったノウハウを軸に、今後は企業PRの実績を一つひとつ積み重ねることで、メディアPR会社として再び選ばれる存在へと成長していくことを目指しています。もちろん、昔と同じ手法が通用する時代ではありません。テレビや新聞、雑誌だけでなく、WebニュースやSNS、さらにAI検索まで含め、情報の届き方は劇的に変化しています。

私たちもこの変化を先取りし、時代に即した効果的なPRの形を模索しています。たとえば、単なる露出狙いではなく、SNSで話題になりやすい企画を組み込むなど、現代の文脈に合わせた戦略が不可欠です。とはいえ、私たちの核にある『広告ではなくPRにこだわる』という姿勢は変わりません。お客様の真の要望に寄り添い、短期的な目標を着実に達成しながら、時代の変化に応じた新たな価値を提供できる会社へと再構築を進めていく考えです。

(取材者:大神田のコメント)PRの仕事が単なる露出獲得ではなく、企業や企画の価値を社会に届く形へ整える仕事であることが伝わるインタビューでした!また、時代の変化を読みながらも、黒子として顧客の信頼を支える橘川様の想いに、ウインダムの誠実な強みを感じました!

企業名
株式会社ウインダム
代表者
橘川 徳夫
所在地
東京都中央区日本橋蛎殻町2-14-11
設立
1988年9月
事業内容
  • ・雑誌・雑誌・TV・ラジオ広告代理店業務
  • ・マーケティング計画・戦略の立案
  • ・PRの企画及び実施
  • ・クリエイティブの企画及び制作
  • ・販促企画・制作及び実施
  • ・イベントの企画・運営
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