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INTERVIEW

株式会社Clavis Partners / 杉山 康之

宿泊業界の未来を開く鍵になる

KEIEISYA PRIME

経歴

就職氷河期に大学を卒業し、岡山県の新規開業リゾートホテルでキャリアをスタート。以降、ホテルや運営支援会社、ホテルチェーン本部、アセットマネジメント会社など約12社を経験。フロント業務からレベニューマネジメント、販売・マーケティングまで幅広く携わり、200を超える施設で知見を蓄積した。立教大学大学院のビジネススクール(MBA)で起業を学び、2023年11月に株式会社Clavis Partnersを設立。現在は宿泊施設の売上向上アドバイザリーやレベニューマネジメントのアウトソーシングを展開している。

Q

御社の事業内容を教えてください。

私たちは、ホテルをはじめとする宿泊施設の運営支援を行っており、特に「これから売上を伸ばしていきたい」という施設の販売戦略をサポートしています。中心となるのが、需要の変動を予測しながら宿泊料金や在庫をコントロールし、限られた客室を効率よく販売していくレベニューマネジメントです。

事業は大きく3つあります。販売戦略の立案や新規開業・開発を支援するコンサルティング、レベニューマネジメント業務そのものを私たちが担うアウトソーシング、そして自社で取り組みたい施設へのトレーニングやオペレーション支援です。

また、レベニューマネジメントだけに限定せず、じゃらんや楽天、Booking.comなどを活用した集客や宿泊プランづくりもお手伝いしています。施設ごとに課題は違いますので、こちらのやり方を押し付けるのではなく、それぞれに合わせてオーダーメイドで支援することを大切にしています。

Q

御社の差別化ポイントや他社にはない強みを教えてください。

一番の強みは、私を含め、実際にホテルの現場でレベニューマネジメントを経験してきたメンバーが支援していることです。私自身、複数のホテルチェーンで仕事をし、ビジネスホテルからシティホテルまで、200を超える施設に関わってきました。レベニューマネージメントの根本的な考え方は普遍的ではありますが、地域や規模、ホテルのタイプによって売り方は違いますので、その経験の幅は今の支援にも生きています。

また、単に「この方法でやってください」とノウハウを押し付けることはしません。オーナーさんに考え方をきちんと説明しながら、それぞれの施設が抱える課題や特徴に合わせて、販売手法を組み立てていくことを大切にしています。レベニューマネジメントには基本となる考え方がありますが、すべての施設に同じやり方が当てはまるわけではありません。幅広い現場経験を土台に、施設ごとにオーダーメイドで支援できることが、私たちの強みだと考えています。

Q

施設側でレベニューマネージャーを採用する場合と、御社にアウトソーシングする場合では、どのような違いがありますか?

レベニューマネジメントができる方自体は業界にもいらっしゃいますが、基本的には一つの施設に一人程度という形がこれまででした。しかしながら、ホテルや宿泊施設の数が増えている今、すべての施設で専門人材を一人ずつ確保していくのは、なかなか難しいと思っています。現にホテルチェーン本部では、本部にレベニューマネージメントをできる人材を抱え、一人が多施設を担当するケースも増えてきてます。


そこで私たちは、「その役割を外部に任せていただいてもいいのではないか」と考え、レベニューマネジメントのアウトソーシングを行っています。予約の入り方や需要の変化を見ながら、料金や販売のコントロールまで継続して支援する形です。

私自身、これまでさまざまな規模やタイプの施設に携わってきました。そこで得た知見も生かしながら、施設ごとに合った方法を考えていく。専門人材を自社で一人抱える以外の選択肢として、外部の専門性を効率よく活用していただけることが、アウトソーシングの一つの価値だと思っています。

Q

現時点での目標や将来のビジョンについて教えてください。

当面の目標としては、「日本一のレベニューマネジメントカンパニーになりたい」と考えています。ただ、単純に規模だけで一番になるという意味ではありません。宿泊施設が売上や販売のことで困ったときに、あるいはその枠組みを考えるときに「まずClavis Partnersに相談してみよう」と思っていただけるような存在になることが理想です。


これから特に基軸にしていきたいのが、レベニューマネジメントのアウトソーシングです。ホテルや宿泊施設が増える一方、専門人材をすべての施設に一人ずつ置くのは難しい。だからこそ、私たちが外部からその役割を担い、さまざま知見と経験で施設の売上向上を支えていきたいと思っています。


将来的には一緒に取り組む仲間も増やしながら、規模や立地、施設のタイプにかかわらず、幅広い宿泊施設を支援していきたいですね。社名の「Clavis」はラテン語で「鍵」という意味です。その名の通り、施設と一緒に未来を切り開く鍵となり、宿泊業界全体を盛り上げていくことが、私たちの目指す姿です。

(担当者:玉置のコメント)偶然のように始まったホテル業界でのキャリアが、今では全国の宿泊施設を支える仕事へとつながり、現場で積み重ねてきた経験を次は業界全体の力へ。その歩みが、これから多くの宿泊施設の新たな可能性につながっていきそうです。

企業名
株式会社Clavis Partners
代表者
杉山 康之
所在地
東京都渋谷区円山町5-5Navi渋谷V3階
設立
2023年11月