弊社ではWebやアプリ開発、SES事業を中心に展開しています。メインはUI / UXデザインに根差したプロダクト開発で、ユーザー体験を基盤にした設計から実装までを一貫して担っています。

また、営業会社と連携し、案件に最適なUI / UXデザイナーやエンジニアを現場へアサインするSES事業も強化しており、スキルはあるものの現場経験が不足している人材には、私が作った独自の育成フローを通じて実践的な成長をサポートしています。

さらに、社内ではUI / UXに関する最新情報の共有やスキルアップの仕組みづくりも進めており、デザイン力と開発力の双方を高めながら事業の幅を広げています。ユーザーにとって使いやすく価値あるプロダクトを生み出しつつ、UI / UXデザイナーのキャリア支援にも力を注いでいます。

私が考えるUI / UXデザイナーとは、ユーザーがどう動くか、どこで迷うか、何を求めているかを踏まえ、使いやすくてまた使いたくなる体験を設計する仕事だと思っています。単に画面の見た目を作るのではなく、ユーザーの行動を観察し、どこで詰まっているのかを直で見ながら改善していくことが大事で、そこで必要になるのがユーザーファーストのUI / UXデザイナー視点です。

また、私がUI / UXに興味を持った頃、自分自身が「どうやってなればいいのか」が全く分からずに苦労した経験があるので、今はUI / UXになりたいけど道筋が分からない人への手助けにも力を入れています。最低限必要なことを教えて、現場に入れるように育成し、必要ならフォローしながら一緒に成長していきます。UI / UXをもっと広めたいという思いもあり、認知度や価値が上がっていけばいいなと考えています。

UI / UXデザイナーをメインにしている点だと思っています。そもそもUI / UXデザイナー自体が世の中に少なく、優秀な人はさらに少ないと感じています。その中で私はプレイヤーとして現場に入りながら、クライアント様とコミュニケーションを取りつつディレクターやPMのような動きもできるので、打ち合わせから提案まで一気通貫で対応できるところが大きな差別化になります。

また、お客さんの希望をしっかり聞きつつ、UI / UXとして本当に必要な設計とのズレをすり合わせるヒアリングにもこだわっています。さらに、UI / UXデザイナーになりたいけどなり方が分からない人に最低限必要なことを教えて現場に入れるまで育成できる点や、海外のUI / UXトレンドを取り入れたデザインをSESとして提供できるところも、他社にはあまりない強みだと思っています。

起業してすぐに感じたのは、すべての責任が自分に返ってくる環境の重さでした。前職では上司が前に立ってくれる場面もありましたが、独立してからはクライアント様に対応のすべてを一人で受け止めることになり「どうしよう」と迷う瞬間もありました。

特に、クライアント様とのトラブルが二つ同時に進んだ時期は、一緒に動く仲間もいなくて、完全に一人で対応するしかなく、そのプレッシャーは相当きつかったです。

また、UI/UXは言語化が難しく、社長ごとに理解度が大きく違うので、提案のたびにどう伝えるかを試行錯誤しました。説明がうまく届かず悩むことも多かったのですが、そうした経験が今の自分の力になっていると感じています。