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INTERVIEW

株式会社Goodbe / 和田 要平

中小企業のための選ばれるブランド開発

KEIEISYA PRIME

経歴

Web制作・マーケティング支援会社の代表として15年間経営し、200社以上の中小企業の課題解決に取り組む。経営の軸が定まらないまま組織が拡大した結果、マネジメントが機能不全に陥り、主力メンバーの離職が続く。この出来事から、組織における「核」と「共通認識」の重要性を痛感。2024年、新たに株式会社Goodbeを設立し、選ばれる企業になるためのブランド開発、コンテンツ開発を一貫して提供。現在は、経営者の信念や価値観を起点に、組織とマーケティングを接続し、企業の本質的な価値創出に取り組んでいる。

Q

御社の事業内容を教えてください。

弊社は、選ばれる企業になるためのブランド開発とコンテンツ開発を行っています。ここで言うブランドとは、CMやタレントを使った華やかなプロモーションではなく、中小企業が過度な価格競争を避け、顧客から選ばれ続けるための差別化戦略です。私たちの特長は、市場や競合の分析から入るのではなく、経営者自身の想いや価値観を起点に独自の強みを発掘することです。社長や幹部との対話を重ねて価値観や信念を掘り下げ、組織文化や提供価値と接続し、社内の共通言語へと落とし込んでいきます。

この共通言語を、私たちは「ブランドコア」と呼んでいます。企業の存在意義とも言える核心であり、経営の羅針盤となるものです。ここが曖昧なままだと、意思決定も施策もぶれてしまいます。だからこそ、まずコアを揃えることを何より大切にしています。そのうえで、ブランドコアを発信軸に、WebサイトやSNSを通じて戦略的に届けていきます。

Q

御社設立のきっかけを教えてください。

私が株式会社Goodbeを立ち上げたのは、Web制作・マーケティングの会社を15年間経営するなかで感じ続けてきた、ひとつの違和感がきっかけでした。200社以上の支援に関わるなかで気づいたのは、経営方針はあっても、社内外への発信に一貫した軸を持たない企業が多いということです。部門ごとに解釈がずれ、会議の意思決定は停滞し、最終的には角の取れた妥協的な結論に落ち着いてしまう場面を数えきれないほど見てきました。

偉そうに聞こえるかもしれませんが、これは自社でも起きたことです。「みんな分かっているだろう」という根拠のない期待のまま認識のズレを放置した結果、組織が崩れ、主力メンバーが次々と離れていきました。組織の軸と共通認識を整えることの重要性と、それを自分たちだけで見つめ直すことの難しさを、身をもって痛感しました。この課題を根本から解決したいと考え、立ち上げたのが株式会社Goodbeです。

Q

支援中によくある課題と解決策を教えてください。

支援先で数えきれないほど耳にしてきた声は、「良い商品なのに売れない」「価格を下げないと勝負にならない」「強みが言語化できない」でした。その背景にあるのは、差別化を機能やカタログスペックの比較で考えてしまう発想です。これは、私たちの定義する差別化とは異なります。独自の提供価値とは、「経営思想×文化×ケイパビリティ」であると考えています。

経営者の思想が組織文化を育て、その文化のなかで独自の技術が磨かれる。この連鎖があって初めて、他社が簡単には模倣できない価値が立ち上がります。技術だけを真似ても、土台となる文化と思想までは持ち出せません。だからこそ私たちは、経営者との対話から始め、組織に根づく価値観を掘り起こしながら、思想・文化・ケイパビリティを一本の線でつなぎ直します。これが、価格競争から抜け出すための健全な差別化の出発点です。

Q

効果が出やすい「組織の段階」を教えてください。

中小企業は資源が限られているからこそ、意思を揃えて一点突破すべき場面があります。ブランド開発が最も効果を発揮するのは、主に2つのタイミングです。ひとつは、顧客開拓に向けて営業やマーケティングのギアを上げようとするときです。ブランド開発の目的は、「〇〇といえばこの会社」という独自の立ち位置を確立し、機能や価格だけではない「選ばれる理由」を築くことです。競合の多い市場で価格競争による消耗戦を避けるためにも、売れ続ける仕組みを事前に設計しておくことが欠かせません。

もうひとつは、組織の成長期です。拡大中の組織では社長の考えが行き届かなくなり、メンバーの認識がズレ始めます。この時期にブランドを再定義することで、新しいメンバーとも認識が揃い、主体的な行動や意思決定の質とスピードが高まります。さらに採用面でも、発信軸が明確になることでマッチング率の高い人材から「選ばれる企業」へと変わっていきます。

(取材者:大神田のコメント)組織の「あり方」を中心に強みを言語化し、マーケティングへとつなげる一貫したサポートが印象的でした!また特に、経験に裏打ちされたリアルな言葉が多く、社長の本音や組織内のズレに向き合う姿勢に、課題解決の本質に寄り添っていると感じる印象を受けました!

企業名
株式会社Goodbe
代表者
和田 要平
所在地
神奈川県横浜市神奈川区⾦港町5-14
設立
2024年7月
事業内容
  • ・組織能力開発「他社に競り負けない構造的強さの開発」
  • ・ブランディング(WEBサイト、SNS等での好意的認知の獲得および集客)
  • ・経営のNo.2代行支援
  • ・リーダーの業務棚卸し・伴走支援
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