経歴
フェムケアの重要性に気づき、日本の女性が自己肯定感が低いことに何かしたいと思い事業構想を練り、美容・フェムケア領域でメイク講師・企画運営として活動を開始。眉メイク講座やセルフケア講座、女性向けイベントの企画・登壇などを手がける。2021年、株式会社FESTEEMを設立し、フェムケアオールインワンソープ「EAZY」を発表。渋谷ヒカリエでの販売やクラウドファンディング、FemtechFes!への出展を経て、2024年に「WOMAN’s VALUE AWARD Femtech」優秀賞を受賞。現在は、企業や医療機関と連携し、女性の健康課題に関する啓蒙活動を推進している。
Q
御社の事業内容を教えてください。
弊社では、フェムケア化粧品ブランドの企画・販売を中心に、女性の健康課題に向き合う事業を展開しています。生理の悩みやホルモンバランスによる心身の揺らぎ、デリケートゾーンの違和感を「仕方ない」「我慢すべきこと」として後回しにしてしまう女性は少なくありません。しかし、小さなサインを見過ごすことが、心身のパフォーマンス低下や健康リスクにつながることもあります。だからこそ弊社では、デリケートゾーンケアを、女性が自分の身体を知り、健康と向き合うための大切な入口と捉えています。
フェムケアは、かつてブラックボックス化されていた「女性特有の不調」を可視化し、快適にケアする市場として急速に拡大しています。その中でも商品は、洗浄と保湿を軸に、全身にも使える処方にこだわり、忙しい女性が日常の中で自然にケアできる設計です。商品販売に加え、フェムケアや女性特有の健康課題、性教育の啓蒙活動にも注力し、自分らしく働き続けられる女性を増やすことを目指しています。
Q
御社設立のきっかけを教えてください。

設立の原点には、女性特有の健康課題に関する知識が社会に十分浸透していないという課題意識がありました。私はもともと化粧品業界でスキンケア商品の企画に携わり、美容やメイクへの感度は高いと感じていたものの、自身がデリケートゾーンの不調を経験した際、正しい洗い方やケアの方法をほとんど知りませんでした。
清潔にしようと洗いすぎた結果、かえって症状を悪化させた経験から、多くの女性が生理の悩みやホルモンバランスの揺らぎ、デリケートゾーンの違和感を、知識のないまま我慢しているのではないかと感じました。フェムケアは単なる美容ではなく、自分の体の小さなサインに気づき、病気の予防や早期発見にもつながるセルフケアです。東京都のビジネスコンテストなどで事業計画を学ぶ中で、女性が無理なく続けられるケアを届けたいという想いが明確になり、FESTEEM設立へとつながりました。
Q
全身にも使える処方にしたことで、利用者にどのようなメリットがあると感じていますか。

全身にも使える処方にした最大のメリットは、忙しい女性が負担を増やさず、自然にフェムケアを続けられる点です。女性は、仕事に加え、家事や育児、介護など日々多くの役割を担い、さらにメイクやスキンケアも求められます。その中で、デリケートゾーン専用のケアを新たに加えることは、時間的にも金銭的にも大きな負担になりかねません。そこで、最もセンシティブな部分に合わせたやさしい処方でありながら、全身にも使える商品を開発しました。
洗う、保湿するという日常の流れの中で、気づけばフェムケアもできている。その手軽さが継続につながると考えています。実際に利用者からは、肌当たりがやさしい、ベタつかないのにしっとりする、といった声も寄せられています。特別なケアとして構えるのではなく、毎日のボディケアの延長で自分の身体に目を向けられることが、大きな価値です。
Q
フェムケアをまだ知らない方に向けて、まずどのような課題を知ってほしいですか。
フェムケアをまだ知らない方には、まずデリケートゾーンの不調は特別なことでも、恥ずかしいことでもないと知ってほしいです。私自身、もともと化粧品業界にいて、美容感度は高い方だと思っていました。それでも、自分が不調を経験したとき、正しい洗い方やケアの方法をほとんど知らなかったのです。調子が悪いから清潔にしなければと思い、ボディソープで洗いすぎてしまった結果、かえって症状を悪化させてしまいました。
そうした経験を通して、日本では女性特有の体の仕組みや健康課題について、きちんと学ぶ機会が少ないのだと感じました。月経や更年期、おりものの変化などは、身体からの大切なサインです。汚いものとして見過ごすのではなく、自分の身体を知る入口として向き合ってほしい。フェムケアは単なる美容ではなく、自分の身体を守り、日々を快適に過ごすためのヘルスケアだと考えています。
(取材者:大神田のコメント)フェムケアを単なる美容ではなく、女性が自分の体を知り、健康に働き続けるための入口として捉えている点が印象的でした!自身の経験から生まれた言葉には説得力があり、日常のケアを通じて社会の意識まで変えようとする姿勢に深く感じました!

- 企業名
- 株式会社FESTEEM
- 代表者
- 齋藤 早紀子
- 所在地
- 東京都品川区西五反田1-26-2 五反田サンハイツ
- 設立
- 2021年1月
- 事業内容
-
- ・フェムケアブランド`EAZYの商品企画・運営
- ・メイク講座事業
-
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