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INTERVIEW

株式会社EXパートナー / 中村 将大

粋な仕事で心を掴む

KEIEISYA PRIME

経歴

2017年、営業会社に入社し、光回線の法人向け提案営業に従事。全国の企業や金融機関、自治体を回り料金削減提案を行う。その後CRM部門へ異動し、顧客対応を通じて代理店営業の限界を痛感。より本質的に顧客と向き合うため大手通信会社の業務委託会社へ転職するも、構造的課題を実感。2025年2月、顧客体験の向上を志し独立。同年7月に株式会社EXパートナーを設立。通信インフラの提供と保守を軸に、自社サービス拡充とブランディングを推進する経営者である。

Q

御社の事業内容について教えてください。

現在、自社商材として光回線「エクス光」を主軸に展開しています。既存の通信設備を活用した卸モデルで提供し、新規開設時の回線手配から他社回線からの乗り換え、料金見直しまで一貫して対応しています。あわせて新電力サービス「エクス電気」、自社ブランドの「エクスWi-Fi」も展開し、通信と電力をまとめて最適化できる体制を整えています。

さらに「エクスサポート」として、光回線やWi-Fi、パソコン、セキュリティ機器の障害対応や保守をサブスク型およびスポット型で提供し、トラブル時の切り分けから復旧まで包括的に支援しています。加えて、AIを活用した電話受付サービスの代理店業務や、複合機・電話機などのOA機器も取り扱い、法人のITインフラ全体をワンストップで支え、契約管理や運用改善の相談にも対応しています。

Q

御社設立のきっかけを教えてください。

通信業界に8年身を置き、料金削減を軸に法人営業として全国を回る中で、多くのお客様と向き合ってきました。責任者やマネジメント、CRM部門での顧客対応を経験する中で、料金だけでは解決できない本質的な課題があると気づきました。

お客様が本当に求めているのは、価格の安さ以上に、契約管理を任せられる安心感や、トラブル発生時にすぐ動いてくれる存在でした。しかし、代理店や業務委託という立場では対応に限界があり、助けたいのに助けきれない場面を何度も経験しました。その葛藤から、自分の裁量で最後まで責任を持ち、本当に助けたい人を助けられる環境をつくりたいと考えるようになりました。独占的なITパートナーとして目の前のお客様に向き合うため、個人事業を経て会社を設立しました。

Q

「全部自分に相談してほしい」と言える理由を教えてください。

通信という分野は、導入時だけが注目されがちですが、本当に価値が問われるのはトラブルが起きた瞬間だと考えています。実際、回線が止まった、電話が使えない、インターネットが遅いといった事態が起きた時、多くの企業はどこに連絡すればいいか分からず混乱します。窓口は複数あり、担当も分かれ、説明も専門用語ばかりだと、企業側も理解するのに時間がかかります。

だからこそ、契約も構成も状況も把握した上で、最初に受ける人間が最後まで責任を持つ形にしています。原因の切り分けから関係各所との調整までを一本化することで、お客様は本業に集中できる環境を守れると考えています。属人的であっても良いので、顔が見える窓口であり続ける。その覚悟と準備があるからこそ、困り事があれば全て私に相談してほしいと伝えています。

Q

中村様にとって「粋」とはなんでしょうか?

私にとって粋とは、人間臭さを隠さずにいられる「在り方」だと思っています。X(旧Twitter)でも度々テーマに置いている「終わりのない美学」という感覚に近いものです。完璧に整えられたブランディングや、良く見せようとした発信よりも、失敗した経験や迷った過去も含めて等身大を発信している人に私は強く惹かれます。普段は人に見せないような本質的な部分がふと垣間見えた瞬間に、その人の裏表のなさを感じます。

もちろん何でも発信すれば良いとは思っていませんし、言わなくてもいいことは言わなくていいとも考えています。しかし、自分の信念や歩んできた背景を誠実に発信し続ける姿勢には美しさがあると感じます。飾らず、それでいてブレない芯を持っていること、その人らしさが滲み出ている状態こそが、私の考える「粋」です。

Q

経営において大切にされていることを教えてください。

目の前の一人に誠実であることを軸にしています。事業の規模や売上の大きさばかりを追いかけるのではなく、まずは信頼を積み重ねることを優先し、その結果として成長がついてくると考えています。通信やITは仕組みが複雑で分かりにくい分野だからこそ、専門用語を並べるのではなく、相手の立場に立ち、丁寧に伝える姿勢を大切にしています。

困ったときにすぐ動くこと、最後まで責任を持つことを当たり前にし、安心して任せていただける存在であり続けたいと考えています。また、無理に拡大するのではなく、自分たちが責任を持てる範囲で質を高め続けることも重要です。一つひとつのご縁に真摯に向き合い、短期的な利益よりも長期的な信頼を選び続ける。その積み重ねこそが会社の価値をつくり、結果としてお客様から必要とされ続ける理由になると信じています。

(取材者:大神田のコメント)中村さんの言葉の一つひとつに"本気"と感じました。業界の課題やご自身の過去も包み隠さず語られる姿勢に、人間味と覚悟、そして"粋な在り方"。お客様を助けたいという想いが軸にあり、その想いを等身大で発信されている姿勢がとても印象的でした。

企業名
株式会社EXパートナー
代表者
中村 将大
所在地
埼玉県さいたま市大宮区桜木町1丁目378
設立
2025年7月
事業内容
  • ・情報通信業
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