経歴
18歳よりバー業界で接客と店舗運営を経験し、年間360日働くほど現場に没頭。店舗の倒産を機に「経営の重要性」を痛感し、通信系営業会社へ転身。固定電話や通信回線の営業で頭角を現し、10人規模から200人規模への急成長を最前線で牽引。2011年、東日本大震災と前職の経営破綻を契機に、株式会社スリーピースを設立。現在は営業支援を軸に、全国の地方人材やママ世代が活躍できるフルリモート組織の構築を推進している。
Q
御社の事業内容を教えてください。
私たちの事業は、一言で言うと「営業支援」です。ただ、世の中的には「営業代行」という言葉の方が伝わりやすいため、ホームページなどではあえて営業代行という表現も使っています。とはいえ、一般的な代行会社のように、契約まで全てを丸投げで請け負うスタイルではありません。私たちは、ターゲット設計や営業戦略の立案、リード獲得、一次商談までを担うのが主な役割です。
特に、新しいサービスを立ち上げたばかりで「売り方が分からない」という企業のゼロイチ支援が多いですね。一方で、最後のクロージングや契約はクライアント様自身に担っていただきたいと考えています。その後のカスタマーサクセスまで考えると、無責任に売り切るべきではないと考えているからです。営業は単なる数字作りではなく、信頼関係の入口だと考えていますし、相手と適切な関係を築きながら、長く付き合える商売を作ることを大切にしています。
Q
御社の営業支援は、一般的な営業代行と何が最も違うのでしょうか?
私たちの営業支援が一般的な営業代行と大きく違うのは、「売り切らないこと」です。多くの営業代行会社様は契約まで請け負いますが、私はクロージングや契約は、その後のカスタマーサクセスまで含めて考えるべきだと思っています。責任を持てないまま無責任に売ることはしたくありません。
契約自体はクライアント様に行ってもらうことで、本当の意味でお客様と長く向き合える関係が築けると考えています。実は創業当初、他社様の商品を売り切るスタイルにも挑戦しました。ただ、販売後のトラブルを経験する中で、「本当に最後まで責任を持てるのか」と疑問を感じたのです。そこから今の形へと変わっていきました。単に数字を追うのではなく、信頼関係の入口を作ること。それが私たちの営業支援です。
Q
実際にご支援した企業で、特に印象的だった成功事例を教えてください。
印象に残っている成功事例は、電子黒板を扱う企業様への支援です。コロナ禍直前にコンペ経由でご依頼いただき、当時は学校導入シェア5位前後だった会社が、現在では業界トップシェアになっています。「スリーピースのおかげ」と言っていただけたのは、本当に嬉しかったですね。具体的には、全国約1,700自治体のうち、1年で800件近い商談機会を創出しました。
私たちがアポイント獲得や一次商談を行い、その後クライアント様が電子黒板のデモ機を持って全国を訪問する流れです。北海道から沖縄まで、実際に足を運ばれていました。結局、5位から1位に上がる会社様は、そこまで泥臭く動いているのだと思います。私たちの役割は「入口」を作ることですが、そこにクライアント様側の熱量が掛け合わさることで、大きな成果につながると実感した事例でした。
Q
現時点での目標や将来のビジョンについて教えてください。

今の目標は、全国どこに住んでいても、働きたい人が気軽に働ける環境を作ることです。特に地方のママたちは、能力も時間もあるのに、条件が合わず働くことを諦めているケースが本当に多いと感じています。だからこそ、フルリモートでもやりがいを持って働ける仕事を広げたいと考えています。地方拠点を増やしているのも、その地域で働きたい人たちの受け皿を作りたいからです。
最近は、日本全国だけでなく、海外に住む日本人のママたちとも働ける形を作れたら面白いと考えています。時差を活かせば、24時間動ける組織も実現できますからね。また、働けるのに働いていない主婦層がもっと社会で活躍できれば、日本全体の生産性も上がると思っています。大げさかもしれませんが、そうした人たちの力を社会に循環させる会社にしていきたいと考えています。
(取材者:大神田のコメント)営業支援という枠を超え、「人が働ける環境をどう作るか」という視点で事業を捉えている点がとても印象的でした!特に、地方のママさんたちの力を信じ、フルリモート組織を築いており、泥臭く現場を大切にする営業観にも、堤様ならではの熱量と説得力があるとインタビューを通して感じました!

- 企業名
- 株式会社スリーピース
- 代表者
- 堤 信弘
- 所在地
- 東京都渋谷区渋谷2丁目21-1 渋谷ヒカリエ33階
- 設立
- 2011年09月
- 事業内容
-
- ・自治体特化型営業支援
- ・新規顧客開拓アポイント取得
- ・WEB商談による販売代行
- ・ターゲットリストの作成
- ・メールマーケティング
- ・顧客データクリーニング
-
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